第211話今日は無敵

給料日だが、支払いが多くて頭を悩ます。だが、飲める代金はある。

蛸ん壺で、瓶ビールを3本飲み、人生をリタイアした老人と笑いながら話しをした。

なぜ、サングラスなの?

目の病気だからです。

悪いね、失礼な事を聞いて。

別に問題ありませんよ。


と、会話して僕の体型の話しになる。

瓶ビール飲んでるから太るんですよ!と、言ったら老人達は笑っていた。

ある、婆さんがまだまだ婆さんではない歳だが、本物の婆さんに300円借りた。しかし。後10円足りない。

「どなたか、10円貸して頂けませんか」

と、言うので、僕が10円貸してやった。

人情居酒屋、たこ焼き屋である。僕もお金が無い時はツケで食べていた。

助け合いの場。

本物の婆さんが、いくら貸したの?と、言うので、10円です。

と、言うと貸したものは1円でも返してもらわなくてはダメだよ!と、言う。 

僕は、10円なんてどうでもいいです。と、相手にしなかった。


色んな事情の客が集まる人情、居酒屋。

僕はこういう居酒屋は贔屓にしたい。

今、白ワインを家で飲んでいる。クソババアと書いた、母親と仲直りして酒を飲んでいる。

でも、怒りの根本は変わらない。

今日は数千円貸す。一万円は、弟が貸すそうだ。 

瓶ビール3本飲んでから、白ワインを飲んでいる。

酔っ払いエッセイに書きます。

今日はいろんな事がありました。

これも人生ですね。


本日の読み切りエッセイ、これまで!

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