第136話カップラーメンの夕食

今日、散々飲んで食って酔っ払って、母の家に行くと、母はカップラーメンと白おにぎりを食べていた。

僕は母の懐具合を察知して、一万円渡した。

15日に老齢年金と給料が出たはずなのに、もう、お金がないとは。

ため息しか出ない。

母は渡した一万円を仏壇に乗せて、大事に使うと言っていた。

これで、計算が狂ってきた。

2万円で1ヶ月過ごさなくてはいけない。

無理なら、銀行にある金を下ろすしかないが、まぁ、何とかなるだろう。

母に余裕があれば、お金は要らないと言ったはずだが、受け取るのは無いと言う事だ。

農家時代の借金を返済している。

きっと、苦しいのだろう。


今日は1日中、不安でいたがやはり、こんな事が待っていた。

土曜日はパチンコ屋に仕事に行く。

1万円の軍資金で増やそうではないか!

ま、酔っ払っているので考えが短絡的ではあるが、増やしたい気持ちが強い。

まぁ、今夜は給料日で酒も飲んで、母を助けたんだから、良しとしよう。

酔いが冷めてしまった。

パチンコは辞めておこうか。


本日のオマケのオマケでした。

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