アフタートーク
ねぇ、愛ってなぁに?
「唐突だな……愛なんて言葉は、女と男の狭間で揺れ動く曖昧で切れ味の鋭い刃物さ……」
意味不ぅ〜……それ、私以外のオンナにも言って楽しんでるんでしょ……。
「もしキミがそう思っているなら、ボクはキミの愛という刃物で心臓を貫かれて死ぬだけのちっぽけな存在さ……」
ばか……んもぅ、背中にチュウばっかして……くすぐったいよ。
「女の背中、後ろ姿には女の嘘が秘められているのさ……ボクはキミの秘密を暴きたい……そしてキミを解放したいのさ」
悪い人……ねぇ、消えかけているあの月のように、私を愛で消し去って。
「もう太陽が昇る時間さ……キミのツインテールの金髪が、うっすらと光に照らされて輝くのを見て、触っていると、もうボクはキミの虜さ……キミの方こそ、悪い女さ……」
悪い女……悪くない、その響き……
でも……違うオンナの匂いがする……。
「それもキミへの愛のスパイスさ……」
ねぇ……
もっとチュウして……。
***********
トゥルートークへ続く。
読んでいただきありがとうございます。よろしければ最終エピソードもご覧下さい。真実が明らかになります。
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