白雪姫

今日、白雪姫を見た。


真実の愛を夢見ている白雪姫が、王子様のキスで目覚めて、夢見ていた真実の愛を手に入れるというお話だ。


この作品が愛され、世界中が白雪姫に憧れるということは、世界中の人々は、真実の愛を手に入れることが出来ていないということだろう。


そんな当たり前のことに気づいたと同時に、世界中の人々が望んでいるのに手に入らないものを手に入れることなんて絶対に無理だと思った。


そして、それであれば、死ぬまで一生ひとりで居ることを受け入れる事にしようと思った。


でも、心のとてもかすかな部分で、それを手に入れたいと望んでいる卑しい自分もいて、生きているのが嫌になった。


早く死にたい。

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