大事なもの

今日は夕暮れの砂浜で大事なものを探した。


でも途中で大事なものがなにか分からなくなってしまった。


砂浜には波が行ったり来たりしてる。


波は何も答えてくれない。


しばらく波を眺めていると、お母さんが「もう帰るよ」と呼びかけてきた。探してるものもなにか忘れてしまったので、「はーい」と答えてお母さんのもとに走っていきました。


走ってる途中、夕日に照らされて黄金色に光るシーグラスがチラリと見えた気がした。


それ以来、その砂浜には来ていない。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る