ごきげんよう、メッセージの中、ケルス姫が勇者マコトから奪った記憶は全てではなく、今小市民マコトになってしまったのはあくまで事故でしかないと言う事ですか。
確かにシュティーナ1がメイドらしくないスキルを持っているのは逆に言えば貴族令嬢らしくないとも言えますね。加えて、シュティーナ2は親しげで庶民的、王族側付きの貴族令嬢らしくはなかったように思えます。
ここまでは姫の説明はシュティーナ1よりは納得度が高いのですが、マコトさんと最初の頃面談を回避していたのは姫の方にも思えますね。後半は自ら会おうとしていましたが、一度はドアを開ける事なく置き去りにして近衛を連れて去りましたし、どうにも行動に矛盾があるようにも思えるのですね。
それでも今回の会話は、かなり突っ込んだ会話ができましたし、情報も真偽は別として仕入れる事が出来ました。魔物の介入で尻切れトンボにはなりましたが。
問題は城を破壊することなく女王を倒す方法。
二人で乗り越えたい、その先はマコトさんが死なず他の人々も全滅はない未来。
利用されていようがいまいが、今はそれになるしかないような気もします。
作者からの返信
ごきげんよう! 気付けば夜も風が冷たくなってまいりました、感想いつもありがとうございます!(唐突)
ケルス姫との対話で、少しずつ真実が見え始めて来ました。
彼女の説明には矛盾点が少なく、納得度も多いように見えて、やっぱり行動に矛盾が見える……。何をしたくてそうなるのか分からなくて、何かモヤッとしますよね。
とはいえ、全てが計算通りの行動と言う訳ではなく、不慮の事態でどうしても傍を離れなくてはならない、という状態もありましたので、それが変に見えてしまっています。
特に一番最初のマコトが目覚めた場面では、魔物の侵入は想定外の事でしたし、その後の接触についても邪魔があったのです。
ケルス姫は大変独善的な気持ちで動いています。
国を滅ぼさない、それを前提としてますが、マコトに対して特に強くそれが現れているのです。
それについて知るのは、もうちょっと後になりそうですね。
でも、誰も死なずに済む未来があるのなら、それを選べる時間がまだ残っているなら、それに挑戦したいですよね。
果たしてそれが可能なのか、見守って頂けたらと思います!
コメント失礼します。
シュティーナさんとケルス姫、どちらの言っていることが正しいのでしょうか?
ケルス姫のいうことにも一理あると思いますが、シュティーナさんを魔物側だとすると、いつでもマコト君を始末できたはずなのにと思ってしまう。
でも、シュティーナさんはケルス姫とマコト君を会わせたくないようなことを言ってました。謎が謎をよんで、興味津々です。シュティーナさんの動向とか、次回以降が楽しみです。
作者からの返信
丁寧な感想ありがとうございます!
そうなのです、このどちらが真実を口にしてるのか? 一体なにが真実なのか、その不明瞭さと困惑を、マコトと一緒に読み進めて貰えたらと思います。
シュティーナの目的、そしてケルス姫は何を考えて、という謎も次第に明らかとなっていくでしょう。
是非ラストまで読んで頂きたいです。