応援コメント

猜疑と不安の波間で その5」への応援コメント

  • ごきげんよう、うん、やっぱり相反する要求が鬩ぎ合ってどれを選択するのが正しいのかわからないなら、対話を重ねてヒントを得るしかないですよね。
    けれどその思いすらも止めようとするシュティーナ1、そして心配そうだが対面を拒否するようなケルス姫。そこから導き出されるのは、真実を隠したままマコトさんに何かをさせようとする暗い意志がある事。
    シュティーナ1は相変わらず、自分の思惑をマコトさんにさせようと、今や胡散臭さを隠そうともせず誘導してきますが、ケルス姫は恋愛云々は横に置いても、マコトさんを心配している態度は考えてみれば最初から一貫してましたね。
    じゃあ何故姿を表さないのか? シュティーナ1に追われて命の危険を感じているから?
    徐々に小市民マコトさんが勇者マコトさんに戻りつつあるように思えますね。
    このまま記憶が戻れば良いのですが。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつも丁寧な読み解いて頂いた上での感想、本当にありがとうございます!
    現状判断が付かず、そして判断材料が足りないというなら、対話して材料を増やすしかない、という話なんですよね。
    ただし、正しい答えや本心が返って来るとは限らないという問題もある訳ですが……。

    でも、仰るように、本音を隠したまま、マコトに何かさせようとしているとは推測できます。
    最初の接触から主導権を握っているシュティーナ1は、マコトの記憶という確固たる証拠が(少なくとも今は)ある訳で、それがあるからこそ強気でいますね。
    実際、かつてのマコトが望んだ事というカードは余りに強いですよ。

    そして、ケルス姫は言動が非常に胡散臭く、そして記憶を奪ったという事実が重すぎて敵意もマシマシでしたが、言ってる事は常に一貫していました。
    マコトの身を案じていたのも、その端々から感じられます。
    そしてまたまた、鋭いおだ様ブレインが発動してらっしゃる……!(笑)
    これ以上は何を言ってもネタバレになりそうなので、控えます……。

    一番早い解決は、マコトが記憶を取り戻す事なんですよね……。
    新しく記憶の魔石が見つかれば、とも思いますが、果たしてそれすら信用なるのか疑わしさが出てますものね。
    果たしてマコトに記憶が戻る日は来るのでしょうか……。