2023 12 01

 今年も師走になってきました。来年は66歳になります。この歳になりますも、慌て者の同級生が亡くなります。今年は、高校の同級生が四名が亡くなりました。知らないのもありますので、その倍は亡くなってると思います。都会で就職した同級生は生きているか亡くなってるかも分かりません。

 亡くなったのは、男三人と女一人です。女は心筋梗塞であっという間だったようです。男の一人は死亡原因は知ってません。男二人は、一人は15年前に喉頭がんが見つかって治療していたのですが、最後は全身衰弱だったようです。一人は20年前に糖尿病になったのですが、これが節制とかは何もしない男で、煙草は吸うわ、酒は昼から酒飲むわ、女は大好きわで、まあ、自業自得の典型です。私も節制とかはやってませんので他人事ではありません。煙草は6年前に止めましたが、酒は飲んでます。脳出血で手術もあるのですが、酒は止めませんです。あかん男やな。



DWさんの事(その8)

 今治に帰って造船工を雇うから始めました。戦争が激しくなって兵隊に召集される時期でしたので、松下造船に雇われる造船工が沢山いたのです。兵隊にされるよりも松下造船に入った方が良いと思われたのです。DWさんもその話は多少匂わせたようです。

 流れ作業で全く同じ船を造ったようです。250トンの木造船で、終戦まで5~60隻ほど造ったと云ってました。米軍は磁気機雷を日本の海で何万個も付設したのですが、木造船は磁気機雷に触れることは無く、重宝したようです。また、250トンの木造船は潜水艦から放たれる魚雷も底を通るだけで当たることも無い。250トンの船は魚雷の方がコストも高いし、250トンでは手柄にはない。そのうち、米軍も諦めたようです。戦争中も結構な成果もありましたが、それよりも戦後の帰還兵たちの運搬が大いに働いたという事でした。それに、磁気機雷の除去にも成果があったようです。

 

 

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