不思議なイブ

第1話ニートに突然！

夕方の明るさも残る5時頃矢野孝は目を覚ました。

孝　　　「ぁあ～もうこんな時間か。」

孝は22歳、大学を中退してコンビニのバイトで生活している。

ボロアパートで住んでいる、言うまでも無く出費を押さえるために。

時給が良いので夜中に働き、昼間は寝ている。

趣味は無料ゲームくらい。

孝はいくら寝ても眠り足りない気分だった。

一人暮らしの生活は厳しいが、自由気ままな生活も捨てがたい。

孝は四畳半の部屋隅に人影が見えたような気がした？

孝は時計を見直した！

孝　　　　（気のせいか？何かの影と見間違ったのかな。）

孝は風呂を沸かそうと風呂場に入りスイッチをつけた。

その時後ろに気配を感じた。

振り向いても何もない？（有るはけないか。）

沸くまでの間部屋でゲームを始めた。

すると、気配を感じた。

ゲームから視線を外すと、髪の長い女性がいた！

孝　　　　　「あっ！誰？･･････どこから入ったの？」

女性　　　　「・・・・・・」

よく見てみると、身体は透けているようだった。

孝　　　　　「お化け！・・・なんでここに出るの？」

カーテンの掛かったまどからは夕日がさしている。

孝　　　　　（時間早くない？）

女性からは返事がない。

孝を見ながら喜んでいるように見えた。

孝　　　　　「何かうれしいことでも？」

すると、女性が近づいてきた。

孝　　　　　「来るなぁ～～」

女性は離れた。

孝　　　　　「えっ！わかるの？」

なた、女性は近づいてきた。

孝は冷静になり女性をよくみた！

綺麗な顔立ちでかおも手も異常に白いと言うより透けて見える。

孝　　　　　「足無いじゃん1」

孝は怖くなり腰が抜けた状態で後ずさりした。

勢いよく壁にぶつかった。

その時頭の上にある棚から空箱が落ちてきた！

女性は孝の頭の上にが手を伸ばしてきたが？

空箱は女性の手をすり抜け、孝の頭に落ちた！

孝　　　　　「痛い。」

女性は物をつかむことが出来ないようだ。