第22話 帝都へ出発!

「レイー。あのお嬢様の死体とか見つけたー?」


「.....ない。逃げられた。」


「ありゃりゃ。にしてもどこに逃げたんだろうね。」


「,,,,,さあ?でも一瞬で反応が消えたように見えたから、どこかに設置型の転移魔方陣でもあったんじゃない?」


「なるほどね。行先は.....イベルタ辺境伯か帝都かな」


「たぶんね。ここと深いつながりがありそうだし」


「ま、僕たちは僕たちで帝都に行けばいいさ。会えたらラッキーって感じ?」


「相手からしたら不幸でしょ.....」


「それもそっか」


「それと、お兄」


「ん?どうかした?」


「早くライムに餌食わせてやりなさいよ。じゃないと騒ぎに気付いた衛兵とかやってくるわよ」


「あ、そうだね。ライム、食っていいぞ」


「.....!!」


にしても.....


「今回の戦いで僕たち結構強くなったね」


「私は言うほど強くはなってないけどね」


「そうなの?」


「ええ。全然上がってないわけじゃないけど、今回の襲撃の大半はお兄の眷属が倒してるからね」


「.....なんかごめんね?」


「ま、帝都に着くまでには追い抜いて見せる!」


あ、ちなみに、今の僕たちのステータスはこんな感じ


~~~~~~~~~~~~

[名前] シュート

[種族] 最上位悪魔

[年齢] 16

[状態] なし

[レベル] 54/60

[HP] 63,000/63,000

[MP] 84,000/84,000

[スキル]

 〇ユニーク

  【以心伝心】【AIちゃん】


 〇魔法系

  【全属性適正】【生活魔法】【火魔法Lv7】【水魔法Lv9】【風魔法Lv7】【土魔法Lv5】【雷魔法Lv8】【氷魔法Lv8】


 〇武術系

  【全武器適正】【拳闘術Lv6】【投擲術Lv7】【刀術Lv3】


 〇種族別

  【地獄門】【冥界門】【眷属化Lv5】


 〇その他

  【鑑定眼】【偽装】【ストレージ】


[称号] 《創世の神の加護》《原初の悪魔》《殺戮者》


[眷属] ライム(デモン・キンググラトニースライム)


~~~~~~~~~~~~


~~~~~~~~~~~~

[名前] レイ

[種族] 操影鬼

[年齢] 16

[状態] なし

[レベル] 36/40

[HP] 58,200/58,200

[MP] 53,400/53,400

[スキル]

 〇ユニーク

  【以心伝心】【AIちゃん】


 〇魔法系

  【全属性適正】【生活魔法】【血液魔法】【影魔法】【火魔法Lv3】【水魔法Lv4】【風魔法Lv3】【土魔法Lv2】


 〇武術系

  【全武器適正】【剣術Lv5】【双剣術Lv8】【槍術Lv2】【短剣術Lv5】


 〇種族別

  【吸血】【血液操作Lv8】【影操作Lv3】【眷属化Lv2】【日射耐性LvMax】


 〇その他

  【鑑定眼】【偽装】【ストレージ】


[称号] 《創世の神の加護》《始祖の吸血鬼》《殺戮者》


~~~~~~~~~~~~


~~~~~~~~~~~~

[名前] ライム

[種族] デモン・キンググラトニースライム

[状態] なし

[レベル] 47/80

[HP] 86,600/86,600

[MP] 100,200/100,200

[スキル]

 〇ユニーク


 〇魔法系

 【魔法攻撃耐性Lv9】【生活魔法】【火魔法Lv5】【水魔法Lv7】【風魔法Lv4】【土魔法Lv6】【雷魔法Lv6】【氷魔法Lv7】


 〇武術系

 【物理攻撃耐性Lv8】【拳闘術Lv3】【剣術Lv7】【斧術Lv2】【槍術Lv4】【弓術Lv2】【短剣術Lv3】


 〇種族別

 【超再生Lv4】【吸収Lv8】【分裂】【感覚共有】


 〇その他


[称号]《シュートの眷属》


~~~~~~~~~~~~


僕は、まあ順当進化って、進化した時も特に何もなかった


レイは、必要経験値量が多いのかはわからないけど、なぜかレベルの上り方が遅い


まあ、僕とレイでうまい具合に前衛と後衛で別れてるから、戦うときは何も問題ないし、そもそも、そこら辺の人なら負ける気がしない


そして何よりやばいのが、ライム


あいつ、何気に僕たちよりも強くなっている


まあ、死体とか全部食わせてるしね


早い段階で、吸収持ちのスライム見つけて本当に良かった


ま、これで、僕たちの強さもわかったことだし、それにそろそろ衛兵も来そうだから.....


「レイ、帝都まで行くよ!」


「うん!」


――衛兵の視点


なんだ?!


急にお屋敷のほうから轟音とともに光の柱が立った


それを俺たちは緊急事態だと悟り、門番だけを残して、お屋敷にやってきたのだが......


「なんだこれは......」


お屋敷の外は何事もないように無傷なのだが、中は荒れ果てて、いたるところに血らしきものが飛び散っている


だというのに、全く持って死体が残っていないし、人の気配もしない.....


「おい!だれかいるのか!」


返事も何もない......


いったいどうなっているのだ......

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