第35話 新人との邂逅。②
俺と零は一回で止まったエレベーターを降りて先日に郵送で送られてきた社員証を使ってゲートを通って今度はゲートの先つまり基本的に社員しか使えないエレベーターに乗り社長室がある15階まで上がる、本来イベント会場にこんなにも高く建築する必要はないと思うがもともとここは普段使いするためにも作られていた15階まであるということらしい、紅宮葵社長が言っていたことだが元々新事業で使う予定で何も新事業を行う案がなかったのでイベント会場として使っていただけらしい、あとここは葵社長になってから建てたらしい、秋葉原近郊なのに。
「しっかし零、マネージャーは人数は足りたけど通過し出来たのは全員女性だったらしいぞ、そのせいでこの前海斗さんが専属マネさんと電話してるのがバレてシメられたらしいぞ。」
「へぇ、そうなんですね。ところで、久遠さんは自分で言うのもなんですが美人な後輩や美人な幼馴染がいるのに選ばないんですか?」
「過去に恋愛が…いや、これは言うべきじゃないな。とりあえず、一人だけを選ぶとそこで終わりだろ、だけど選ばなければ平等だ、まぁ、一つに選べないとかそんな感じだな。」
本当は高校の三年間で慕っていた先輩が彼女を寝取られ虐められ自○してそして、かれが最後まで自分に隠していたことがショックだった、けれどそれ以上に後輩思いからくるものなのか自分が頼りないからだったのかは知らないが相談もせず打ち明けもせずそして、○んでいった、それからだ、俺が勉強の合間に筋トレを始めたのは。
あの時の筋トレは長時間労働に耐えれたから良いのだが、あと誰かを選ばなきゃいけない場面になっても俺はきっと選びきれないだろう。
「いや、なんで筋肉がピクピクしてるのさ。」
チン♪と音が鳴りエレベーターが社長室のある15階で止まった、そして俺と零は迷いなく社長室へと歩みを進め扉をノックした。
______________________________________
テストは終わってませんので合間合間を縫って書いていたものを。
とっても短いですが。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます