第13話 お引っ越しと???
【4月X日】
さて、今日は引っ越しの日だ因みに今東京に残っているのは俺だけだ、妹はもう行ってしまった。
一昨日に一人で。名古屋市の地下鉄沿線にいい感じの空いている一戸建て住宅があったらしく、それもほとんどの部屋が防音の。なので、最低限の機材をもってあちらに行ってしまった。ノーパソとかね。因みに一応私も住んだことがある家らしい、というと高1の時まで住んでた家ですかたしかあそこは名古屋市の地下鉄沿線だったはずだからね。
まぁ、そろそろ入学式だから仕方がないというところもあるけどね。
おやじ曰く冷蔵庫などは売るなり粗大ゴミに出すなり好きにしろとのことだったから昨日のうちに全て専門店に売りに行っておいた。
昨日の夜飯はカロリ●メイトだよ。いや、久々のあの味はなんというか、ほぼ全員で残業した時を思い出す。パソコンは全部昨日のうちに車に積んでおいたからまぁいいでしょう。
この中に、いまの同僚やマネージャー(クリゲーの時の飲み仲間。旧モンハン広報、なおVではなく裏方担当)が来ても何とかなるものがたくさん入っているんだけどな。
まぁ、それはさておきだ。
「なんで貴女が私の家に来るんですかねぇ。尾崎零さん。」
簡単に言えば彼女がるリア凸してきたのだ。
「なんでって簡単な話ですよ、実家に帰るんですよ。」
「で、なぜ。私の家に来る必要が?」
「私、実家名古屋なんですよ。」
「うん、それで?」
「実家まで送ってもらえないでしょうか。」
「はぁ、しゃあないな。今回だけやぞ、これ以降は私は基本的にあっちにいることになるから。」
「ありがとうございます♥」
そうして俺と彼女のドライじゃないな引っ越しと帰省が始まった。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
マジで。
「お前の実家て俺の家の隣だったね。」
「そうですね。」
私は、名古屋周辺についてから彼女の言うことに従って進んで行くと、まさかの私の引っ越し先の隣が彼女の実家だった。
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