言い方が他人事すぎて怖い。

紅緒さんの、どこか一歩引いたような視点と、どこがどうと明確に言葉にできないけれど不思議な雰囲気に引っ張られて、ぐいぐい読み進めました。途中、あんなことやこんなことが明らかになっていくたびに、「どういうこと？」「そういうことか！」ってなるのがとっても楽しかったです！

紅緒さんの視界が広がるとともに、読んでいる私の頭の中から都市伝説？怪談？に対する固定観念が抜けていくのが面白くて……あ、ねこちゃんは最初からかわいかったですけど……最後のほうなんて、あの御仁相手にほっこりしてしまいました。ネイルキメてドレス着て踊ってるのかな……。

楽しませていただきました。ありがとうございました！