1-24
その始動は、年老いた馬の嘶きのようであった。
手動にてイナーシャの初速を得た1800馬力級レシプロエンジン『火星』が咳き込むように炎を吐く。
旧日本軍に許された、低精度の工作機械によって製造されたエンジン。今にも停止しそうなちゃっちいエンジンは、だがその完成度の高い設計に担保された安定性で猛然と燃焼ガスを吐き出す。
一機あたり3600馬力、合計28800馬力のアルミニウムの猛禽はクレーンによって、自動車模型をレールに置くかのようにそっと水面に降ろされた。
風に抗い水面を滑走していく10羽のアルミニウムの怪鳥。
すぐさま主翼が下方に降り、胴体が割れて3本足の匍匐飛行形態となる。
かつて軍事超大国でも実用化不可能とされた、航空機の水上スキー滑走による離水。それを、この荒れた海で行う。
何らかの技術発展があったわけではない。ただ、命をかけているだけだ。
航空機など例外なく離着陸に危険が伴うが、離水だけでここまで命がけな機体は同機くらいであろう。
だが、それすらも児技と笑わざるを得ないような死地へとこれから向かうのだ。
武蔵を含む10機の全力出撃。基地航空隊との合流を果たすべく、UNACTへの遅滞戦闘が開始されようとしていた。
UNACTの最大の驚異は、その本体から伸びた数えきれないほどの触手である。
否、それは既に数えるという考えすら間違っている。網目状に見えるほど張り巡らされた蔦はUNACT本体をすら覆い隠し、そのサイズ感を全長数キロ単位にまで肥大化したように錯覚させる。
かつて存在したイージスシステムという兵器運用システムがある。
人類にはとても及ばぬ効率的な、有機的な兵器運用によって船に迫る悪意を最善手で撃墜し続ける、兵器自動制御システム。
いわばゲームをコンピューターに遊ばせるようなものであり、そのスコアは物理的限界に等しく肉薄する。
故に名付けたれた『
「《イージスシステムが可視化されたら、こんな感じだったのだろうかな》」
ぽつり、と武蔵は呟いた。
蠢く触手はおぞましく、それに突っ込んで行かねばならない我が身を武蔵は呪う。
「《匍匐飛行、開始》」
アリアの言葉を耳に、武蔵の駆る
その作業もまた楽なものではない。マニュアル車の発進に相応の手順があるように、電子機器のほとんど積んでいない
ピアニストに匹敵する緻密かつ正確な手さばきでスイッチを操作していき、機体は変形を始める。
一見は人型かもしれない。だがよくよく見れば、地球上に存在しない3本足の異形。
パルスジェットエンジンの爆音を背に、駆逐雷撃機MF―5宵龍は3本の足を海面に叩き付けた。
―――初激は、次の瞬間に訪れた。
迫る触手。時速1000キロに達するそれを避けるのに、単純な直線速度だけでは足りない。
「《っ!!》」
強烈なGが武蔵を襲う。操縦桿を倒せば主翼先のウイングレットが水上スキーのように海面を切り裂き、航空機にあるまじき慣性を無視したターンを決める。
側面を通り抜ける、特急列車のように巨大な触手。圧倒的な質量を感じさせるそれは、掠っただけで脆弱な超超ジェラルミンのガランドウでしかない
この死のダンスを続け、UNACT本体へ肉薄せねばならない。判っていた、理解していたはずなのに、武蔵は自分が解っていなかったことを痛感した。
エアレースにおける事故の恐怖とは段違いの、自身に向けた悪意。
全長300メートルの怪物が全高1,8メートル程度の有機生命体に向ける、明確な殺意。
歯を食いしばり、武蔵はスロットルを押し込む。
軍隊にいて敵前逃亡などありえない。眼前の敵を駆逐して、活路を切り拓け。
恐怖にビビる心を踏み越え、勝利という生還のみを見据える。
それを、人は敢闘精神と呼ぶのだ。
殺意は、数として現れた。
数十本の触手が、神話の柱のように武蔵に向けて突き刺さらんとする。
咄嗟に操縦桿を引いて僅かに浮上して触手を飛び越え、その影に隠れながら再び着水。幾本もの触手を置き去りに距離を稼ぐ。
触手はUNACTの強靭な筋肉に近い組織によって動いている。重量の割に機敏に振り回されるが、だが慣性が働いていないわけではない。
誘き寄せてからのギリギリの回避、そして逃走は可能―――というより、絶対的速度に劣る以上は小回りで切り抜けるしかないのだ。
僅かな余裕。今のうちにと大きく深呼吸して血液を全身に巡らせ、武蔵は周囲を見渡す。
他の機体はどうなったのか。探して、3つほどの炎を見つけた。
UNACTに可燃性はない。ならば、燃えているのは友軍だ。
それが現在の消耗の全てなのかは判らないものの、少なくとも既に秋津洲艦載機の30パーセントを失ったのだ。
軍事においては3割の損失で全滅扱いと言われている。ならばもう自分達は抵抗出来ないのか。
「《違う、そうじゃない。空中勤務者の消耗だけじゃ、全滅は語れない》」
仮に秋津洲が攻撃を受け、船員の3割である60人が死ねばめでたく30パーセントの消耗だ。だが、消耗前提の捨て駒感がある駆逐雷撃機パイロットは幾ら死のうと、艦隊全体の損害とは別枠に考えられる。
そう、武蔵達が忙しく働く秋津洲の船員達を尻目にのんびりしていられたのは、今この時に命を限りなく軽んじられる為。
生贄となる巫女が儀式の日まで贅沢を許されるようなもの。それは特権などではなく、ただの等価でしかない。
「《ああ、やってられない。これは損得勘定とかじゃない、使命感とか熱意とかじゃないとやってられんわ》」
割に合わない仕事だ。どれだけ給金が良かろうと、どれだけ名誉が与えられようと、命なくては意味がない。
武蔵はこの時代の自衛隊を蔑視していたことを恥じた。確かに粗暴で迷惑な奴もいるが、それでも彼等には彼等の誇りがあったのだ。
ならば、そんなものが欠片もない武蔵はどうするか。
言われるまでもない。彼にだって、数える程度であっても守りたいものはある。
きっと誰もがそうなのだろう。国の為、世界の為、そんな理由で命をかけられるはずがない。
誰もが誰かの顔を思い浮かべて、スロットルを握り締めるのだ。
更に、触手は数を増した。
まるで森の中だと考え、武蔵はこの触手が『マングローブ』と呼ばれていることを思い出す。
言い得て妙である。操縦桿が破損してしまうのではないかと言うほどに振り回し、ラダーを蹴り飛ばし、フラットを降ろして駆け抜ける。
縦横無尽に、上下左右から容赦なく迫ってくる異形の触手。太陽の光すら封じられるような地獄に飛び込んだ彼等は、既に味方の生死すら把握出来ない。
徐々に速度が落ちていっているのを、武蔵は正しく把握していた。
航空機の戦闘機動の基本、運動エネルギーの維持。それは、水上を滑走する駆逐雷撃機にも適応される。
この水面を走る航空機は、常に旋回し続けるほどの出力を有していないのだ。
少しでも余裕を見つければ直進して速度を稼ぐも、とても減速分をフォローしきれるものではない。
減速より加速の方が難しい。そんな当たり前の理屈が、今の武蔵にはとても不条理に思える。
ずぅん、と腹に響くような音が鳴り響いた。
後方の3つのエンジンの嬌声をすら貫くような、世界そのものを揺るがすほどの轟音。
続いてもう一度、爆音が鳴った。
「《誰か、雷撃成功したのか?》」
そもそも、これだけ旋回を繰り返して真っ直ぐ進めているのだろうか。そんな根本的な不安を抱くも、それより先に誰かの健闘は結果として現れた。
触手が力を失い、海に落ちたのだ。
それだけで航空機にとっては艦砲射撃の雨を受けているかのような困難であったが、速度は遅く、目に見えるだけ回避しようはあった。落ちてくる触手を避け、武蔵の機はマングローブの上に飛び出す。
へたりこんで海面に何重にも重なる触手。意外なほどに近くまで迫っていたUNACTの本体は巨大で、しかしその根本から吹く煙が雷撃を受けたことを示している。
このUNACTは死んだのだ。そう気付き、武蔵は生き返ったような気がした。
先程まではとても生きている実感がなかった。ようやく彼は、人間の地位を奪還したのだ。
燃費の悪い匍匐飛行形態から巡航飛行形態に戻る。安定する速度まで直進飛行していると、同じように体勢を取り戻そうと飛ぶ複数の僚機を視認した。
―――少ない。それが、武蔵の感想であった。
10機出撃したのに、3機しかいない。
たった一体のUNACTを沈めるのに、苛烈な訓練を受けた空中勤務者7人と、高価な駆逐雷撃機を同数失った。
なるほど、これほどあっさり落とされるならば
未だ正しく動いていない脳で、武蔵はそんなことを漠然と考えるのであった。
いわく、ヒーローは遅れてやってくる。
正常性バイアスという単語があるが、人間結局のところ当事者にならない限りその問題を直視などしない。否、当事者になったところで他人事のように錯覚してしまう。
故に事態は後手に回り、それに対処する事後処理人員に脚光が浴びせられるのだ。
遅れてやってきたヒーローの功績を否定は出来ない。だが、事態が有事とならないように日々努力する者達の功績は得てして軽視されがちだ。
秋津洲の乗員達はUNACTが撃破された後にやってきた基地飛行隊の飛行機達に喝采と安堵を捧げ、死屍累々と帰還してきた3機の
「やってられまへんわ」
ヘルメットを片手にぶら下げた扶桑野は、忌々しげに秋津洲の乗員を睨む。
武蔵はといえば、割とそんなもんなんだろう、と割り切っていた。そんなことより、もっと気になる事柄があった。
「扶桑野、あとは頼んでいいか。アリア、空尉の様子を確認したい」
「……了解しました。あとはわいでやっときます」
「すまん」
作戦機の帰還というのは、より機体ダメージの大きい順に行われる。
武蔵と扶桑野の機体にはほとんど損傷はなかった。問題はアリア機だ。
見るからに大きな損傷を受けた
操縦が行われている以上は生きているはずなのだが、コックピットを覗いてもキャノピーの罅割れが酷く中はほとんど見えない。
余裕のあった武蔵と扶桑野に出来たのは、随伴して彼女の飛行をサポートすることだけであった。
そうして、秋津洲の片舷に向けて着水したアリアの
その一連の操縦が、むしろ力の抜けすぎた結果であることを武蔵は読み取れていた。
クレーンで引き上げられた
上空300メートルから武蔵が見たアリアは、ほとんど赤い色で染められていた。
「エースなんだろ、たった1匹のUNACT相手にしくじるんじゃねえよ」
悪態をつきつつ、武蔵は医務室の前に立つ。
無遠慮に扉を開こうとして、躊躇った。
今この先では手術が行われているかもしれない。今入室して集中を乱しては本末転倒だ。
だから、武蔵は狭い廊下で待つことにした。
悪い想像ばかりが浮かぶ。今この瞬間にアリアの生が終わろうとしているのならば、むしろ飛び込むべきではないか。彼女に付きそうべきではないか。
だが、彼にはなんの確証も情報もなかった。
やきもきして、平静を保とうと憮然とした面持ちで腕を組み深呼吸をしていると、医務室の扉が内側から開く。
白衣を着た医官が武蔵を見据え、眉を顰める。
「会え、ますか?」
武蔵の声色にも緊張が宿る。
医官は幹部自衛官、先任であり歳上だ。まして医療従事者ということで船長であっても敬意を払う対象となる。
到底武蔵が逆らえる立場ではなく、彼が駄目と言えばそれで終了だ。
「……色々と言いたいことはあるが、いいだろう」
階級や手順をすっ飛ばした面会要請に、しかし医官は首肯した。
武蔵としては、『処置は済んだから持ち場に戻れ』と怒鳴られた方が喜ばしかった。
飛び込むように医務室へと入る。
船同士の砲雷撃戦ではないのだ、負傷者はただ1人だけだった。
1つだけ埋まったベッド。その上に載せられていたのは、あまり見覚えのない物であった。
「アリア?」
返事はない。
色々と足りていない形をした彼女は、虚ろな瞳を武蔵に向けることすらしなかった。
なんとかなるか、と考え、武蔵は歯ぎしりをする。
21世紀の設備の整った病院ならなんとかなった。失った内蔵を機械で代用し、四肢を再生し、皮膚を移植し、最終的には元の形に戻せたかもしれない。
だが、今は抗生物質の製造すら難儀する22世紀だ。
なんともならない。その冷淡な結論は、武蔵の精神とはまた別ベクトルで愚直に演算されていた。
「とりあえず運ばれてきたから治療したが、すぐに指示があるだろう。別れを済ませておけ」
「指示ですか?」
「安楽死の処置だ」
武蔵は初めて、地上でブラックアウトを経験した気がした。
「な、んで、まだ生きてるのに」
「もう死ぬ。ほとんど皮膚が失われているし、内蔵も幾つか死んでいる。今は自律神経が脳を動かしているだけだ」
そんなことは解っていた。
解っているのに、武蔵は否定したかった。
アリアを生かすにはどうすればいいかを考え、彼の脳は最善手を模索する。
「そうだ、花純、総理大臣に連絡を! アリアが死にかけてるって伝えてくれ!」
「なぜ、ここで総理の名前が出る?」
訝しむ船医。
一自衛官から内閣総理大臣代理に連絡する意味も脈絡も破綻していた。
「仮に君に総理大臣への伝手があったとして、物理的にもう間に合わん。100年前の医療技術を残すのはセルフ・アークの上層位だけだ」
武蔵の悪癖であった。
可能なら、可能性があるならばそれを抉じ開ける手順を考えてしまうのだ。
時にそれは不可能を可能に転じるが、ほとんど不可能に等しい事情を可能に転じるような魔法ではない。
彼は知ってしまった。
死にかけのアリアをセルフ・アークまで運び、現存する100年前の医療設備に放り込めば助かり得ると。
行動は即決であった。
医務室を飛び出した武蔵は自分の
指示しつつプレス銃を座席裏より抜き取る。
そして医務室に舞い戻り、船医に銃口を向けた。
「アリアを運べる状態にして下さい」
「……どうする気だ」
「まずは沖ノ鳥島に戻ります。宇宙機だって探せば1機くらいあるでしょう。それでセルフ・アークに戻ります。そして医療設備を使えるように交渉します」
「無茶苦茶だ」
船医は呆れた。よくよく見れば銃口は露骨に彼を避けて向けられており、武蔵に殺意がないことが判っていたので冷静になれたのだ。
「順番通りです」
「さて、困ったものだ」
船医はチラリとアリアを見る。
「何度も言おう。彼女はもう死に体だ。
「どうすればいい?」
「楽にさせたまえ。全身の肉を削がれる苦痛など、私は想像もしたくない」
武蔵の持つプレス銃が、揺れる。
その心の隙を突き、第三者が乱入してきた。
扶桑野が飛びかかり、武蔵を取り押さえたのだ。
落下した拳銃を扶桑野は蹴り飛ばす。床を滑る拳銃はベッド下に潜り込み、パンと暴発した。
「それはあきまへん、それだけは駄目でっせ」
「退け」
武蔵は自分のここまで低い声を初めて聞いた。
獣のように拘束をほどくチャンスを伺うことに全てを集中させる。
武蔵は今、アリアの元に辿り着くことだけを考えていた。
―――そのアリアが、声を発していた。
「アリア! おい、どうした!」
気付く。
彼女の身体を横たえるベッドに、鮮血が広がっていくのを。
香る硝煙。包帯の合間からポコリと溢れる血潮。
アリアは鮮魚のように身体を震わせ、声にならない声を漏らす。
武蔵は気付いた。先程暴発した拳銃が、アリアの身体を貫通したのだ、と。
「あっ、ああ、ああああっ」
武蔵の口からも、彼女と似た呻き声が漏れていた。
アリアを助けたかった。アリアの未来を守りたかった。
その為の行動が、アリアの致命傷となった。
やがてアリアの脈動も止まり、ベッドの上に横たわるのはただの肉塊となり果てる。
武蔵の意識もまた、暗転した。
夏の夜であった。
少しうるさいほどの虫の音、窓を開けていても寒くない夜闇。
まさに、夏の空気が駆ける夜であった。
武蔵は身を起こし、荒れた呼吸を整える。
10分ほどかかっただろうか。周囲を見渡し、そこが自分の部屋であることを認識した。
「……なんだ。今のは、なんだ」
武蔵は愕然とした。
22世紀の未来。人類滅亡。駆逐雷撃機
あまりに現実感に富んだ、楽しい楽しい未来予想図。
「夢か? 今のは、全部夢だったのか?」
携帯電話を掴み取り、日付を確認する。
『2045年7月15日』
時刻は深夜の1時過ぎ。
戻ってきた。違う、終わったのだ。
4ヶ月以上に及ぶ長い長い悪夢が、ようやく醒めたのだ。
武蔵は安堵した。心の底から、不安を肺の底から吐き出せた。
「そりゃそうだ、なんだあれ。夢らしい無茶苦茶で支離滅裂な妄想そのものじゃないか」
思わず笑ってしまう武蔵。
人類が宇宙からやってきた怪物に滅ぼされるなど、チープすぎて今時流行らない。昨今の宇宙人はもう少し搦手を使うものと、相場が決まっているのだ。
考えれば考えるほどに悪夢の内容がお粗末に思えて、武蔵はいっそ脱力してしまった。
「そうだ、UNACTなんて現れてはいない。あんな歴史、もう辿り着きようがない」
鋼輪工業との試合で現れたUNACTは、きっと何かしらの気のせいだったのだ。何かを見間違えただけなのだ。
携帯電話を操作しても、エアレースに突如怪物が乱入してきたなどという情報は欠片もない。そんな一大事が起きたなら、自分が自室でぐーすか寝ているはずがない。
だから、あれは夢だったのだ。
そう考えて、すぐに更なる戦慄に恐怖する。
「いや、おかしいだろう。なんだこれ、また同じことを繰り返せっていうのか」
鋼輪工業高校空部との試合後なら、まだ納得は出来た。
試合で事故か何かに遭って、意識がないままに家に帰されたのだと。
だが、携帯電話に映る日付は試合の当日―――今日が始まってから、僅か1時間後。
「今日、これから鋼輪工業との試合、なのか」
時間を繰り返している。
武蔵は、これから一度、4ヶ月前に経験した一日を再演しなければならない。
こんな状態で果たして試合に出られるのか。冷静に、戦闘機の操縦など出来るのか。
夢であったらしい、21世紀の1日間と22世紀の4ヶ月。
それをただの悪夢であってくれと祈りつつ、武蔵はベッドに再び身を横たえるのであった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
あとがき
これにて2部1章の終了です。読んで下さりありがとうございました。
2部は徹底してネタバレを防いでいるので、作者としても色々と試行錯誤しています。
次章より、武蔵君は2度目の歴史に挑みます。
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