第11話「小説のプロットってどうしてる?」
こんにちはタカナシです。
前回の記事でも取り上げたように今回はプロットの作り方から。
コメントでは、どんなキャラ設定かとかどんなテーマかというご質問が寄せられたのですが、私は今回の1~4のアイデアとかを決めてから、細かく決めていくタイプなんですよ。
しかも、キャラ設定は下手するとかなり最後の方なんですよね。
ざっくりと考える順番を羅列しますと、
1.アイデア。
アイデアでもギミックでもいいいですが、そういうのを先に考えます。これは、私の小説を書き始めたきっかけである思いに関連していて、私、幼少期は本は嫌いなタイプだったのですが、朝の読書時間で無理矢理読まされた本が面白くて読書にハマりました。だから、『本って楽しいんだよ! 色んな世界があるんだよ』って言うのを伝えたくて書いているんですよ。で、お決まりのパターンだけじゃツマラナイから誰もが書いていない且つ面白いを目指して書いています。
なので誰も書いていないような面白アイデアが最初です!
2.ストーリーの最初と最後
とりあえず、こんなスタートかな? それで、こういう着地点。っていうのを考えます。これやっておかないと後々作品がブレて分け分からなくなるので。私がw
3.想定読者
このあたりで毎回想定読者を決めています。こういうジャンル、ストーリーを誰に読んでほしいか。身近な方から考えて、ストーリーやキャラの輪郭を決めていきます。
割と自作の中で面白いと言っていただけるゾンビニュースは各話で想定読者が違いましたので、多くの人に刺さったのかもしれないですね。
……あれ? 才能のところでTRPGのシナリオとか褒められたり、人を見る力とか褒められたりしてましたが、もしかして、私の才能って読者に合わせる力の可能性がワンチャンある?
今回は2を選んでくれた方々の為に書こうとは思っていますが……。
4.テーマ
で、想定読者が決まったところで、作品のテーマ。伝えたいことですね。それを決めていきます。テーマはたぶん、本当はもっと早い段階で決める方が多いかと思いますが、私はこのタイミングです(;'∀')
今回は想定読者もすでに決まっていますし、2でテーマを決めるなら、
『いつからだってやり直せるし、遅い事はない!!』ってところですかね。
まぁ、今回は少し裏テーマもありまして、(始めるのに遅いことはないから、皆もカクヨムコン9にチャレンジしようぜ。まだ間に合う。一緒にやろう。一緒に頑張ろう!!)ですねw
あとはこの企画で決まった作品ですので、皆様への『感謝』もあります。
5.キャラ
最初とラスト、想定読者、テーマまで決まって、そこで初めてキャラの設定を考えます。
ついでにキャラありきで始める方も居るかと思いますが、私は一度やって破綻して終わらせることが出来なかったことがあるので、やらないです。
キャラはラストを迎えられるキャラにします。性格とか特技とかは逆算で作っています。
例えば、人々を各村で助けつつ魔王を倒す。みたいなストーリーだとメインキャラの中に人々を助ける理由があるキャラ。魔王を倒す理由があるキャラがいないとストーリーの展開にどこかで支障をきたすじゃないですか。
もちろんご都合展開で急に人助けをしたくなったとかでもいいですけど、ご都合展開が多いのは、私はあまり好かないんですよね(;'∀')
で、ラストを見据えると、その人々を助けるキャラをただ優しいだけにすると、そもそも敵を倒すのは良いのか? 魔王に人権はないのか? とかってなるので、ただ優しいキャラは却下になるじゃないですか。
魔王を倒したいキャラも同行する理由が必要ですし。
こうそう言うのを考え出すと、あまり矛盾が出ないようなキャラにしたいので、ラストが決まってからじゃないと作れないんですよね。
まぁ、これはあんまり理解されないかも(;'∀')
好きなキャラ書いて、ストーリーとかそのときのゲストキャラでカバーすればいいじゃんってなりそうですしw
6.世界観
次に世界観。あ、世界観は正しい意味の方じゃないですよ。
その世界の背景の方ですね。
これはそのキャラや設定があってもおかしくない範囲で考えてますけど、基本現代日本にすることが多いので、いつもはあんまり考えないことが多いですね。
今回はしっかり考えなくてはいけないので微妙に苦手なところかも。
7.ストーリーの肉付け
最初とラストは決まっていますが、そこに至るまでの事件をいくつか考えて、そのときに大体の文字数も計算してます。これくらいの話なら1万文字かかりそうとか。で、十万文字分の事件を考えますが、この間の話は結末は未定だったりしてキャラクターが最も取りやすい行動を元に結末まで書いてく感じです。
8.キャラの強調
私、いつも最後にもう一回キャラを作るんですよ。
というのも最初に作ったキャラはストーリーを踏破するだけのキャラになることが多いんですが、それだと魅力に欠けるんですよね。
で、この頃になると踏破する能力が何が必要か分かるので、そこだけをやり過ぎかなってくらい伸ばします。そうすると魅力的な変人が生まれるのでwww
その変人の魅力をさらに際立たせるのに、一人称がいいか三人称がいいかで人称も決まりますね。
ここまでくれば後は必要な資料とかあれば調べつつ書いて行くだけですね!!
っていうのが私の作り方なんですけど、皆様と大きく違いますかね?
長くなっても構いませんので、こういうプロットの作り方してますよ!! というのがあればコメントください。
私が感心したプロットの作り方があれば記事にのせさせてもらってもいいですかね。
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