安楽死合法化そして王室の黒字化

家来の進言をエリーゼは心底しょうもないと思った。家来は死を舐めてるからだ。死にたいと思ってもなお死は怖いのだ。それを同調圧力ごときで人が死ぬと思ってる家来に心底呆れた。

エリーゼは決心した。誰かに相談しても埒があかない。「私はダラダラ過ごしたいだけなのだ。そして、安楽死を合法化すれば必ず王室は黒字化し私は余生を過ごすかの如くダラダラ出来るのだ。」

エリーゼは猛烈に働いた。安楽死を合法化するために様々な根回し説得に周り民を導きこのヤンバルバ王国でついに安楽死を合法化した。その結果高齢者は積極的に死んでいき、財源の大幅な削減につながった。そしてそれを現役労働者、そしてその子の教育に回した。何より民の生きるモチベーションが変わったのだ。それによりヤンバルバ王国は黒字化しエリーゼは誰よりも長生きしたのだった。

               王室の黒字化 完

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王室の運営 いかれぽんち13号 @ikareponchi13

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