どうすれば
どうすれば王室を黒字にできるのか、エリーゼは考えるしかない。こんなことを日々考えてるというとエリーゼという人間はしっかりしてる人間に思えるかもしれないがそんな事はない。
エリーゼはダラダラしたいだけなのだ
祖父が毎晩豪勢な食事を食べてる最中父親のエルドレッドは疲れ切った顔で仕事に追われていた。
それを小さい頃から見ていたエリーゼはどうにか父親のしんどそうな期間を飛ばして祖父みたいに過ごしたいと思っていた。父親はもういない。祖父ももういない。自分に回ってきてしまったこの責務をさっさと終わらせてエリーゼはダラダラ過ごしたいのだ。そのためにエリーゼは今日も王室の運営のために頭を悩ませていた。
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