邪神の生贄になった俺、色々あって戻ってくる
龍百
第1話
俺は邪神への生贄として捧げられた
転生して4年目の事だった
転生者としての知識をフル活用して逃げようとしたんだが最後の最後で邪神御本人が出張ってきたせいで失敗、俺は邪神に捧げられる事となる
馴染み深いクトゥルフの邪神共に捧げられた俺
どうなるのかと思えば……
記憶を消されて箱庭にぶち込まれた
……箱庭で出逢った、ってか出逢わせられたイカれたメンバーを紹介するぜ!
ニャルの一側面である、猫宮優河
俺の案内役として創り出された人間であり
肉体と役割と人格を合わせて作ったマジでニャルも動きが予想できない完全に生物として完成した人格
色々あってニャルの人格の三割を喰って残りの人格にも自分の要素を埋め込んだすげぇ奴だ
んで使命を得た空間の神、宵鐘
ヨグ・ソトースそのものを肉の器に封じ込めた結果できた超人
膨大なMPと大量の魔術を持つ激強ガール
……そう、女性である、多分この箱庭を壊す化け物になるのを恐れて女性に封印してある
お陰で時間も空間も操れない、たた膨大なMPと汎ゆる魔術を知っているだけの少女……コレ本当に封印成功してる?
あとはトゥーリ、まぁクトゥルフの化身……というかこいつも肉の器に宿っただけのクトゥルフ本人
TSしたお父さんに振り回されてた思い出しかない
あいつやっぱ外なる神じゃないから立場弱かったんだろうか……
あ、そうだ、あと俺
ヨグ様とクトゥルフの加護で時間と空間、あと水に祝福されてる
他にも効果はクトゥルフやヨグ様に比べて薄いけど色んな加護を持っている
ヨグ様の威光で旧支配者が弱めの加護を捧げてくれるのありがたいわ
ヨグ様は俺を助けるって役割から俺に加護をくれたクトゥルフは……なんか可愛そうだから色々と世話してたら加護をくれた
やっぱ
あとニャルの加護っぽい何かもある
あいつの加護っぽいんだけど態々俺に加護を与える理由もないし、多分加護じゃない
……もしかしたら猫宮がくれたニャルの加護かもしれない、ってか多分そう
だってニャル絶対に加護とか与えんし……
効果は殺した相手の魂を取り込んで残基にするとかいう悪辣なニャルらしい加護
まぁだいたい神話生物とか眷属の物とか使い捨ての邪神の子とかの魂だし心は痛まないけど
そんで箱庭を進んでいくとラスボス……ってかニャル本人が居た
色々あって猫宮がわざと取り込まれて逆に人格を大量に取り込み、残りの人格及び本人には俺のサポート、という自分の役割を刻み込みニャルの在り方を歪めて勝利
そこから猫宮及びニャルによって箱庭から脱出
なんとか生き残った
そうして帰ってきたこの世界!
……いや帰ってきた感が薄い!!!
あのさ、俺転生してから4〜5年で生贄に出されたから日本の方がまだ故郷感強いのよ!!!
畜生!なんで生き残ったのにこんな微妙な感覚を味合わなきゃいけないんだよ!!!
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