第14話天然の時子!

「イエイエ違うの、スターリンとルーズベルトが画策した日米戦争の真実が書かれているノートの事よ。」賢く無かったよ、俺の頭。


「だから沢山の人が死ぬってば!」


語気を荒げ僕の右手をより一層強く引いた! 


「郁美!?」


俺は一人で居た。


「郁美が居ない!」


 慌てた俺の焦燥感が時子に伝染し、彼女が焦った、「誰?家族?」


「妹!」俺はキョロキョロと郁美を探しながら投げ槍に言った! 


「妹?ターイヘン!」


その後、エエッ!?と言って驚いた表情をした! 


時子さんはテンネンかも知れない。

 右膝を手前に折れ左足を踏ん張って「イモウトォー!」


と、掌を拡声器の様に広げ叫んで呼びかけていたが、「そんなんじゃあ郁美が呼ばれているのか分からないよ時子さん 


妹の名前は郁美だよ?」妹の名前を教えた。

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