06日目 友達の友達が1番気まずい

僕は駅前のオシャレな店でタケルと美味しいコーヒーを飲んでいます。なんでこんなことをしているかと言うと、タケルの合コンに付き合うためです。もちろんみっちゃんも同伴で、というか遠くから監視されてるイメージです。あと1人男が来ます。宮島とか言うどこぞの馬の骨、と、思ったんですけどそれがなんとタケルの友達なんですよ。先に言っておきますが僕はそいつのこと一切知らないです。話したこともないです。顔も見たくない、いや顔も見たことがない。故に気まずいと言うやつですね。どんなやつなのでしょう。半端な奴が来たらタケルのこと1番知ってるのは僕なんだぞアピールしておきますか。いや、流石にそれはタケルに申し訳ないですね。タケルは正直言って頭は馬鹿ですけど、友達を選ぶ頭はピカイチですから。ピカイチじゃなかったら僕と巡り会っていませんから。そして予定の11時45分、その宮島くんと女子御一行登場ですね。悔しいことに宮島の野郎普通にイケメンなんですよね。普通の人ならコロッと言っちゃうような。そうゆう僕はと言うと、昔みっちゃんに聞いたことがあるんです。僕はイケメンかって、そしたらみっちゃんからはなんでもいいよと言われました。多分....そうゆうことです。合コンはテンポよく進み、オシャレなレストランでお食事をしながら楽しい会話をした。その3人の中に気になる子がいた。始まってからほとんど話さずスマホばかり見てる無愛想な子です。みんながカラオケに行こうと誘ってきたので僕は歌を歌うことが苦手なので、その子に抜け出そうと提案した。断られるかなと思ったんですけど、あっさり快諾してくれました。快諾してくれただけでなく、この後映画観に行こうと言い出したり、ボーリングをしに行こうとやけに積極的になった。もちろん全て付き合いました。思い切ってなぜあんなに最初無愛想だったのに、今はそんなに楽しそうなんですかと聞いたんですよ。するとですね


   ———君は私と同じだからだよ


と言われました。どうゆう意味だと考えてるといきなり抱きつかれた。頭が真っ白になったのですが。聞き覚えのある声で目が覚めました。そう、みっちゃんです。彼氏のいろんな意味での危機に彼女の登場です。これは私の所有物と言わんばかりにいつもより強めな言葉で無愛想な彼女に説明していました。僕は改めて愛されていることを確認できました。嬉しいばかりです。すると無愛想な彼女は不敵な笑みを浮かべて自分たちの前を後にした。優しいみっちゃんが強めな言葉を使っていたことが引っ掛かりなんであんな言い方をしたのか聞いてみました。するとなんと、みっちゃんの中学時代の友達だったらしいのです。友達の友達ってわけね。俺はみっちゃんを家まで送り、タケルに謝罪のメッセージを送り、お風呂に入ろうとズボンを下ろしたすると1枚の紙がポケットから落ちた。その紙を開くと、『私、灰原麗華って言います、これ連絡先です。寂しかったら連絡して。行くから』今日はここまでかな。また明日ですね。それじゃ

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