第3話 調理を舐めてた
調理師専門学校に入って早5ヶ月、夏休みを抜くと4ヶ月になった。体力的に慣れた…なんてことは無かった。すり減るメンタル、ボランティアで奪われる自由時間、入学前講座の時点で出来てしまったクラスのネットワーク。約1ヶ月学校に行っていない事もあって体も心も参っていた。
最近流行りの某伝説の1シーンのごとく「もう疲れちゃってェ、全然動けなくてェ…」になっていたのだった。
はっきり言おう。調理師専門学校を舐めていた。ただ料理作るだけと思い込んでいた。まさかこんなに体力勝負だとは思っていなかったのだ。
自分は体力はない方だが、それでも大丈夫でしょwと余裕ぶっこいていた。おバカである。
それはそれとして、自宅にいるのに「帰りてぇ…」となったのは流石に疲れ切っていた、と思いたい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます