第17話 黒い跡
窓から光が射す。
笛の音を聞きつけ誰かが助けを呼んでる気がしてかけつけた。
先頭を歩いていた
「おい、おっさん大丈夫か?見えてるか?」
そこには頭から血を流して目をつぶりうつ伏せになって倒れてる男がいた。
「うぅ、頭が痛い、、救急車を呼んでくれないか?」
「おっさん、電波を繋がらないし救急車なんて来ないぞ」
「
「2人ともおっさんにおじさんは失礼だよ」
「おっさんでもおじさんでもいいから、この冷蔵庫をどかしてくれ、、しんどい、、」
3人は男の上に乗っている400lの冷蔵庫をどかす。
「いやー死ぬかと思ったよ。自宅にいたら知らない2人組に襲われて、バットで頭を殴られるわ。冷蔵庫に潰されるわ、さんざん、あぁ頭いてぇ。」
「おっさん、頭から血とまってないじゃん。やば」
「キッチンにタオルがあるから持ってきてくれ」
「クラクラするけど、大丈夫な気がする、ちょっと水飲みたいから水くれ」
「水、ありがとう。君たちはどこから来たのか?」
「そっか、俺も行こうかなー用意するから待っててくれ」
「よし、連れっててくれ」
男と
15分くらい歩いたところで男に異変が起きる。
急に倒れる男。
「おっさん、どうした?大丈夫か。おい、返事しろよ。まさか、、、死んでる?」
息をしていない男。
すると空が真っ赤に光る。
「兄ちゃん、塔が赤く光ってるよ」
「おいおいおい、おっさんどこに行った?」
驚きで声が裏返りながら
すると
「いない、、、なんだこの影は。まさかおっさんの跡か?」
「
「いや、俺は見てなかった。
「俺も見てない、溶けるってどうゆうこと?」
「そのままの言葉、溶けて黒い跡になっちゃった、、、スライムみたいに、溶けたんだよ」
「え?まじ?」
城南中学校に急いで戻った3人は、
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