第4話 始まり
救助され説明を受けるまでは
幼かったのでいま起きている状況は理解できなかった。
兄弟で星を見ていただけなのに、スマホの電波は入らなくなり
街が暗闇になるとは思っていなかった。
避難所についたら
兄弟に自衛隊の出身の男たちが話しかける。
1人はまだ20代になったばかりの顔立ちで
もう1人は40代くらいの体格の良い中年だ。
「大丈夫?ここは東京で、時間は朝の8時になったところだ。怖かっただろう、、」
「まさか、土手近くのマンションの地下に生存者がいると思わなかったよ」
2人は優しい声色で話をかけてくれているが
「君がお兄さんかな?話せる?名前は?」
「はい、俺が
「そっか
「はい」
「私は、ここの責任者の
「お父さんとお母さんは?」
「避難所に登録してる名簿を確認しよう、
「わかりました、でお父さんとお母さんの名前は?」
「
「
駆け足で本部のある部屋に向かう
数十分後・・・
「んー、ここの避難所にはまだ登録されてないみたいだね。別の場所にいるかも。
とりあえず今はお風呂に入ってきて汚れた服と体洗ってきなよ」
「わかりました、いくよ
くらい表情のまま、3人は避難所の奥にある青色の湯マークが書いてあるのれんをくぐるのであった。
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