絵を描く
ある日、文奈ちゃんは、優奈ちゃん、花奈ちゃんといっしょに、また異世界に行った。
スケッチブックと画材を持って。
異世界に着いたら、また、広場で、ところてんを食べる。美味しい。
それから、広場で、イーゼルをたてて、スケッチブックを広げて、異世界のお城の絵をみんなで描いた。
異世界の人たちも、描いてるところを見てくれて
「みんな、うまいわね~」
って、ほめてくれている。
そしてネコちゃんたちも絵を見てくれてる。
異世界のお城は、変わったデザインだから、描いてて面白い。
お城のお姫様も、みんなの描いてる、お城の絵を見てくれていた。
そして、そのお姫様は
「3人の描いたお城の絵から、1つを選んで、お城の旗にしましょう!」
って言った。
広場に、3枚の絵を貼り出して、投票で決めることになった。
その街の人たち、みな、ひとり1票づつ、好きなお城の絵に投票した。
みな、気にいった絵に、バラの花を付けていった。
その日の夕方、3人は松山の街に帰った。
そして、翌日、また異世界の街、トプギにやって来た。
広場では、3人の絵に、それぞれ、バラの花、いっぱい付けられてる。
数えたら、3人とも同数だった。
さいごの1票、お姫様のミオッチ姫の投票で、決まることになった。
ミオッチ姫は、アヤナッチの描いたお城の絵に、バラの花を付けた。
そして、アヤナッチの絵を、トプギ城の旗として、お城に掲げることになった。
絵は、さっそく、旗として、何枚も作られた。
トプギ城の、あちこちに、旗として掲げられた。
アヤナッチの描いたお城の絵は、旗になって、風に、はためいている。
ミオッチ姫も、めっちゃ気にいって喜んでいる。
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