異世界

中学に向かって行く途中に、異世界へと繋がっている、ちっちゃな道ある。

松山の街から、松山城へと登って行くんだけど、途中にめっちゃ大きな1本の木ある。

夏休みには、朝早く、この木に行くと、カブト虫やクワガタなど、いっぱい木の幹の蜜をすってる。

その木のすぐそばに、めちゃめちゃちっちゃな道あって、その道を歩くと、異世界へと行ける。


文奈っちは、優奈っち、花奈っちと、この異世界へと行ける道を歩いて、3人で異世界へと行く。

異世界に行くときには、なぜか、文奈っち、優奈っち、花奈っち、っていうふうに名乗らないと行けない。

そして、歩きながら、アヤナッチ、ユナッチ、ハナッチになって異世界へと行く。

そして、歩きながら、みんなで

「トプギ」

って言うと、異世界に行ける。


松山城へと向かう途中の道は、木々の生い茂る道で、異世界に行っても、同じ風景なので、異世界に行ってるみたいには思えない。

でも

「トプギ」

って言った途端に、異世界に行ってる。


3人で、そのまま道を登って行くと、お城に到着する。

でも、松山城と違って、異世界のお城だ。


広場で、異世界なのに、ところてんを売ってる。

異世界に行ったら、まず、3人で、ところてんを食べる。

酸っぱくて、さっぱりしてて、めっちゃ美味しい。

ぜったい、松山の人のだれか、異世界に、ところてんを持ちこんだんだなって思ってる。


広場も、結構高い場所にあるから、街の景色を見渡せる。


そしてかわいいネコちゃんたちもいる。


この異世界では、アヤナッチは、本当に女子になっている。

本当の女子の体に。


3人で、異世界で遊んで、また、来た道を戻って行き

「トプギ」

って言うと、もとの世界に戻れる。

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