POKM1¥3

エリー.ファー

POKM1¥3

「お寿司を食べたいのですが、どうすればいいですか」

「食べれば」


「お寿司を食べたいのですが、どうすればいいですか」

「俺の分も注文しておいてね」


「お寿司を食べたいのですが、どうすればいいですか」

「お寿司、苦手だからさ。ごめんね」


「お寿司を食べたいのですが、どうすればいいですか」

「駅の近くにあったと思うよ」


「お寿司を食べたいのですが、どうすればいいですか」

「確か、商店街にあったような気がするけどね」


「お寿司を食べたいのですが、どうすればいいですか」

「お金を貯めれば」


「お寿司を食べたいのですが、どうすればいいですか」

「まず、その汚い身なりをどうにかした方がいいね。お寿司に失礼だからさ」


「お寿司を食べたいのですが、どうすればいいですか」

「次、同じことを言ったら殺すぞ。いいな、約束しろよ。お寿司ってのは、この地域じゃ呪われてるんだぜ」


「お寿司を食べたいのですが、どうすればいいですか」

「それより、お茶漬けを喰おうぜ」


「お寿司を食べたいのですが、どうすればいいですか」

「それより、ムーンサルトプレスのやり方を教えてくれませんか」


「お寿司を食べたいのですが、どうすればいいですか」

「だから、さっきも言った通り、ムーンサルトプレスのやり方を教えて下さい」


「お寿司を食べたいのですが、どうすればいいですか」

「お寿司ってなんですか、爆弾ですか」


「お寿司を食べたいのですが、どうすればいいですか」

「お寿司よりチョコレートがいいです」


「お寿司を食べたいのですが、どうすればいいですか」

「お寿司より消しゴムを食べたいです」


「お寿司を食べたいのですが、どうすればいいですか」

「お寿司よりハンバーガー、いや、ハンバーガーより豆腐でしょうね」


「お寿司を食べたいのですが、どうすればいいですか」

「自分で考えて行動して下さい」


「お寿司を食べたいのですが、どうすればいいですか」

「お寿司かぁ。お寿司は、まぁ、いいね」


「お寿司を食べたいのですが、どうすればいいですか」

「自分で考えて下さい。ただ、注文をするなら山葵のお寿司をお願いします」


「お寿司を食べたいのですが、どうすればいいですか」

「お寿司よりもラーメンがいいなぁ。塩ラーメン」


「お寿司を食べたいのですが、どうすればいいですか」

「お寿司よりも冷やし中華がいいですね。どうですか」


「お寿司を食べたいのですが、どうすればいいですか」

「お寿司よりも人間がいいです。できれば黄色人種がいいなぁ」


「お寿司を食べたいのですが、どうすればいいですか」

「私のカード、使っていいよ。どうぞ」


「お寿司を食べたいのですが、どうすればいいですか」

「そこにあるガムテープをすべて食べ終わったらいいよ」


「お寿司を食べたいのですが、どうすればいいですか」

「冷蔵庫にあるよ。勝手に食べちゃっていいから」


「お寿司を食べたいのですが、どうすればいいですか」

「こんな状況で、お前、よく言えるな。死ぬぞ」


「お寿司を食べたいのですが、どうすればいいですか」

「死にたいのか、この野郎。次、ふざけたこと言ったら、ぶっ殺すぞ」


「お寿司を食べたいのですが、どうすればいいですか」

「なんで、敬語なの。変なの」


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