第195話 さいしょのみっしょんは~~こちら!!

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【祝:中間選考突破】皆さん閲覧と応援本当にありがとうございます。

まだ忙しいので毎日投稿は厳しいですが、少しずつ少しずつ。

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 ミッションの情報が届いたのはその日の夕方を過ぎた19時頃だった。


 いつもの様に、スマホアプリ【ソウルギアGAME】からのメールが送られてくる。

 

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■MISSION【襲い来るモンスター達を薙ぎ払え】

―基礎クリアポイント【2000】※難易度によって変化

―MVP在り

―エクストラエネミーが出現する可能性があります。

―総数??体の絶えず襲い掛かってくるモンスター達を討伐してください

―このモンスター達はプレイヤーではなく、【ミッション範囲外】に

―移動し他の一般人を狙う様に調整されています。皆さんの力で

―何の罪もない一般人をこの恐るべきモンスター達から守り通してください

―今回は各種レベルによっての難易度を調整していますので

―自分の能力に適応したミッションを選んで下さい

―難易度によって、今回貰えるクリアポイントに修正があります。


■低レベル層1~3:クリアポイント×1

■中レベル層3~5:クリアポイント×3

■高レベル層5以上:クリアポイント×5


■各種貢献度、MVPによる追加報酬もございます。

■最多討伐数:ダンジョンアタック系用Sレア確定チケット:2枚

■エクストラエネミー討伐:ガチャチケット:3枚

■MVP:基礎クリアポイント+2000

■敢闘賞:ガチャチケット:1枚

■なんかがんばったで賞:100ポイント

■最多しいたけ賞:まいたけ1年分

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「なんだよ!? 最多しいたけ賞って!? しいたけをどうすりゃいいんだよ!?」


「マスター落ち着いて!?」


 つい声を荒げてしまった俺。まだ、なんかがんばったで賞は許せたが、ギャグのつもりかなんか分からないものがあれば言いたくなるものだろう。


 ほら見て!? となりの山崎君がソウルギア展開してまで怒っておられるわ!! 


 更にその隣ではハトメヒトが「まいたけではなぁ、そこはやはり伝説のお菓子ではないかね? ここで増える骨肉の争いが」とかやってるがそっちは無視。


「最多討伐がダンジョンアタック用のSチケって、絶対ディザスター側でダンジョンアタック推してる奴がいるんだろうなぁ、露骨すぎ」


 片桐がこいつら分かりやすいなとか言いながらミッション内容を見ている。


 特に気にしてはいなかったが、言われてみれば確かに露骨な気はする、これは寧ろこの後絶対来るだろうダンジョンアタックの為にスキルの購入やセットも考えておかないといかんだろうな。


「ダンジョンアタックはなぁ、俺の場合制限が多くてな」


「あー、御堂さんはソウルギアが多いスからねぇ・・・羨ましい、羨ましい」


 そんな心底羨ましそうな目で見ないでくれ。


 俺はソウルギアのバフがなければ同レベル帯のプレイヤーより色々な面で劣っている。武器は武器持ちのプレイヤーには到底かなわないし、片桐みたいな特殊特化みたいな事もできない。サイレーン達が居て漸く他のプレイヤーと同等になれるのが俺だ。それはもう仕方のない事だし、寧ろ彼女達を頼りにしている。


 が、これがダンジョンアタックとなるとどうしようもないほどに制限が付く。


 ダンジョンアタックは人型ソウルギアも「人数1」として扱われるので、サイレーン、テルクシノエー、ミューズ(二人だが二人で一人として扱われる)、ハトメヒトと、俺を入れてこれだけで既に5人。ミューズの二人がそれぞれ一人として扱われたらその時点で終了だ。6人制限という面倒な制約が付いてるダンジョンアタックでは俺は他のプレイヤーと共闘する事が難しい、最後の空きの一人はほぼ片桐が入ってくるからな。


 逆に言えば俺一人でほとんど賄えるって事でもあるんだが、この辺りは痛し痒しか。


「・・・ディザスターの奴等、俺達が平和ボケしてないか試しているんだろうな。周りを容赦なく巻き込むつもりか」


「あぁ、多分俺はこのタイプのミッションに巻き込まれたんだろうなぁ」


 俺がプレイヤーになったのはミッションフィールド外に現れたモンスターに襲われたのを流川が助けてくれたお陰だ。


 あそこに出て来ていたモンスターは恐らく、今回みたいなミッションで捌き切れなくて外に出てしまったモンスターだったんだろう。


 幸か不幸か・・・半分以上は不幸と言いたい所ではある。将来性がそれなりにあった未来を閉じ、平穏な生活からは引き離された。常に生と死が交差する様な世界に巻き込まれ、それの終わりはいつかは分からない。


 だが同時に、掛け替えのない物もたくさん手に入れてしまった。


 小さいころ望んでいた様な世界、もう諦めていた新しい家族のような存在達、もし今からでもこの全てをなかったことにして、平穏な生活を過ごせると言われたら、俺は多分、こっちをとってしまうだろう。


 ま、俗物的で後先考えてないって言われるかもしれんが、今更サイレーン達を手放すなんて考える事は出来ない。この世界に足を踏み入れて出会った、あいつらとの思い出を0には出来そうにもない。


 ディザスターってのはますますもって、此方が抜けきれない様にする甘い毒を垂らしてくる存在なんだなぁと改めて思うよ。


「とりあえずはレベル3~5のミッションに参加でOKだな? 唯一流川だけはレベル5だから上位を見てくる事も選べるだろうが、それは聞いてからか」


「最初のミッションは今から3日後、それぞれ準備などをしておいた方がいいな。俺達もこの間は休養をとって体を休めておこう」


「や、やったぁあああああ・・・ほんと毎日モンスター討伐鍛錬で疲れてたんだよぉ」


 山崎のソウルギアになっている新島が心の底から安堵したような声を出して突っ伏していた。支援と回復スキルがメインの新島だから万が一のためにって事でほぼ毎日山崎に連れて行かれてるからなぁ。そして悲しい事にあいつ自体はソウルギアだから自由になるポイントとか持ってないという悲しみ。


 一応、山崎の方でほしいものなどがあれば融通してるらしいが、そこは仕方ないだろう。 


「ご主人様、流川さんから連絡が、これから此方に来るそうです」


「お? わかった。多分明後日のミッションの話だろうし、今日は長くなりそうだな。片桐はゲームに逃げない様に」


「うぐっ! わ、わかったよぉ・・・」


 面倒な事になったらあっという間にいなくなるからなこいつは。


 さて、俺にとっては初めての1から始まるシーズンだ。こんな所で躓いていられねぇ。たとえ簡単そうなミッションに見えても、そこに裏を持ってくるのがディザスターだ。死なない様に必死になっていかんとなぁ。



―195話了


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けーきたべたい・・・!!

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