時縄勇太は最愛の彼女を愛したい
第43話
(俺はなぜ彩心真優の家にいるんだ……?)
(それも彼女が使うベッドの上でタオル一枚になっているのだろうか……?)
(そもそも論、俺はどうして彼女でもない女の子と関係を持ったのか?)
疑問という名の戸惑いが、俺の心を容赦無く蝕んでくる。
最愛の彼女を裏切り、なぜ他の女と関係を持ってしまったのかと。
しかし、俺の気も知らずに、俺の初めてを奪った女は意気揚々とした態度のままに。
「時縄くんもシャワー浴びてきなよ。さっぱりするから」
長い黒髪に纏わり付いた水滴をタオルで拭きながら、彩心真優が戻ってきた。
胸元の膨らみが強調されたスポーツブラに、太腿の裾が短いショートパンツ姿で。
先程まで全裸で抱き合っていたはずなのに。
今の姿のほうが妙に艶かしく見えてしまい、俺は視線を逸らしてしまう。
「んん〜?? どうしたのかなぁ〜? 時縄くん〜」
彩心真優は微細な変化に気が付いたようだ。
俺の前へとニタニタ顔で近付き、下から大きな瞳を覗き込ませてくる。
「もしかして照れてるのかなぁ〜? さっきまで裸を見ていたくせに?」
「……男なら誰でも照れるだろ。目のやり場に困る服装してるんだからさ」
「ふぅ〜ん。男の子って、やっぱりこ〜いう服装が好きなんだぁ〜」
もっと見ていいよ。
そう呟きながら、彩心真優は俺の前でクルッと回転した。
「どうかなどうかな。私、似合ってるかなぁ〜?」
贅肉が揺れ動くことはない。
日頃から筋トレでもしているのか、無駄な肉が一切付いていないのだから。
細いだけではなく、しっかりと筋肉が付いている肢体。
そんな身体を先程まで貪っていたと思うと、無駄に興奮してしまう。
「時縄くんさ、まだアレだけじゃ満足できなかったの?」
「えっ?」
クスッと微笑む淫らな瞳。
その先に映るのは、俺の下半身。
彼女から幾度も弄ばれた部位がもう一度膨らみ始めているのだから。
「みみみみ見るなよ!!」
童貞臭漂うハーレムラブコメ主人公の如く、俺は情けない声を出していた。
彩心真優は口角を上げたままに答える。
「なら、見せないでよ」
「不可抗力だよ。お前が変な格好で戻ってくるからだろ」
「へぇ〜。エッチな格好を見せられたら、彼女持ちでも勃っちゃうんだねぇ〜」
「…………煽ってるのか?」
「ううん。事実を述べただけだよ」
悪気しかない笑みを向けながら、彩心真優は続けた。
「それにしてもサユちゃんの言った通りだよ。男はカルバンクラインに弱いって」
「カルバンクライン?」
「そっか。時縄くんはファッションに興味なしだもんね」
彩心真優はそう呟き、「教えてあげましょう」と得意気に指先を立てた。
「カルバンクラインとは、アメリカのファッションブランド。特に有名なのが下着で、世界中の女性に愛されているんだよ。有名人でも愛用している人が沢山いるみたいだし」
自慢でもなければ、逆張りでもないのだが……。
俺はファッションには無頓着だ。
服装に求めるのは、着心地と利便性のみ。
つまるところ、オシャレには全く興味を抱かないわけだ。
故に、彩心真優の話を聞いても全く得られる情報は乏しかった。
「このカルバンクラインの下着さ、結構高いんだけど……。コストコだとめちゃくちゃ安くなるんだよねぇ〜。3枚組で3000円ぐらいで売ってるんだよ。やばくない?」
大変申し訳ない話だが、彩心真優の話は左から右へと流されていった。
本人はその激安さを語りたいのかもしれないが……。
今の俺にとって、彩心真優と関係を持ってしまったことが一番ヤバイことなのだから。
「シャワー浴びてくるわ」
「う、うん。着替えは洗濯機の中に入ってるから。もう乾いてると思うよ」
「あぁ、ありがとうな。至れり尽くせりで。お前に迷惑かけまくってさ」
最愛の彼女を裏切ってしまった。その罪悪感だけが募る。
俺が好きなのは本懐結愛のみ。結愛のことが大好きなのだ。
だから、俺は別に彩心真優のことなんて——。
「別にいいんだよ、時縄くんは悪くないんだもん」
シャワーへと向かう俺を後ろから、彩心真優はゆっくりと抱きしめてきた。
逃げ場を失ってしまい、俺は身動きを取ることができない。
彩心真優はそれを良しと判断したのか、俺の背中に顔をうずくめてきた。
「全部悪いのは私だよ。全責任は私にある」
だから、と耳元で優艶な声を吐き捨ててから。
「時縄くんは何の罪意識も感じなくていいんだよ。悪者は私だけで十分だから」
俺は悪くない。俺は結愛を裏切っていない。
そう言い切ることができれば、どれだけ精神的に楽になれるだろうか。
彩心真優がシャワーを浴びている際に、俺はずっと考えていた。
どうすれば、最愛の彼女に対する罪悪感を打ち消すことができるのかと。
そのとき、出てきた答えはただ一つだけであった。
——誰かのせいにすることだ。
「悪いのは私だけで十分。そうだよね、時縄くん」
あぁ、そうだ。悪いのは彩心真優だけ。
俺は全く悪くない。
彩心真優が勝手にやっただけ。
俺はこの悪女に唆され、無理矢理関係を迫られただけだ。
だから、俺は——何も悪くない。俺は、結愛を裏切ってはいないのだ。
「一旦、シャワーを浴びたらさ、次は食事を取ろう」
で、その後、またもう一度と、甘ったるい声で囁きながら。
「またヤっちゃおうよ。気持ちいいこと。いっぱい」
◇◆◇◆◇◆
生まれて初めて自慰行為を覚えた日をもう思い出すことはできないのだが……。
当時の俺は身体の内側から放出された白濁液に、謎の高揚感を抱いていた。
自分自身でも、この白濁液の正体が何なのかは定かではなかった。
しかし、自分の敏感な部位に刺激を与えることで出てくる謎の白い液体。
それが出る瞬間の、カラダのゾワァっとした感覚を何度も体験したくて、俺は自分自身を慰める行為に夢中になるのであった。
そのときと同じように、俺は生まれて初めて知った女の感触に夢中になっていた。
「結局……私たち一晩中ずっとヤってたね。カラダの相性がいいのかな?」
「一晩中は言いすぎだ。途中休憩を挟んだだろ?」
小腹が空いたら、デリバリーしたドミノピザを食べて。
身体がベタベタし始めたら、シャワーを浴びて。
眠いと思ったら、好きなだけ眠って。
でも、寝ている間でも、お互いの性欲を発散するまでヤリ続けて。
「俺たちってさ、変態なのかな? ずっとヤってたなんて」
「ちょっと待ってよ。俺たちって言い方はやめてくれる?」
彩心真優は聞き捨てられないことがあったようだ。
「時縄くんと違って、私は変態じゃないから。た、たぶん……」
「AVよろしく、美味しい美味しいとか言ってたお前が……?」
「ちょ、ちょっ、ちょっと、ちょっと待って!! どうしてそんなことを言うのかなぁ? 無神経なの? デリカシーのカケラもないの? ベッドの上ではノーカンでしょ、それは」
ロボットのように淡白なセックスではない。
お互いがお互いを気持ちよくさせようと思った末の行為。
そのためには、日常生活では決して言わない卑猥な言葉を連発することもある。
「でも、時縄くんも言ってたよ。あの子よりも私のほうが好きだって」
言ったか言ってないかは問題ではない。
ここで一番の問題なのは——それが自分の本心なのかだ。
「ベッドの上ではノーカンなんだろ?」
「…………そ、それはそうだけど、実際のところはどうなの?」
「俺は結愛一筋だよ。結愛以外には興味ないよ」
「コンドームの箱がなくなるぐらい、私といっぱいセックスしたのに?」
「俺が絶倫みたいな言い方はやめろ。実際に使ったのは数個だろ?」
彩心真優はコンドームを持参していた。
彼女がどうしてそんな如何わしい代物を持っていたのかは知らない。
もしかしたら、昔の男などがいたのかもしれない。
と言えども、本人は「処女」だと語っていた。
でも、彼女の中に入れた瞬間、股からは血が流れることがなかったんだよな。
「ねぇ、時縄くんってさ、本当にあの子のことが好きなのかな?」
「はぁ? どういう意味だよ?」
「言葉通りの意味だよ。時縄くんは、あの子のことが本当に好きなのかなって」
本懐結愛のことが好き。
その言葉に決して偽りはない。
俺がこの世界で一番大好きなのは、本懐結愛ただ一人だ。
彼女のためなら、俺は自分の命を、自分の人生を投げ捨てる覚悟がある。
「俺は結愛のことが好き……」
「好きな子がいるのに、私とセックスしたんだ。最低だね、時縄くんは」
「彼女持ちの男を誘ったお前が悪い」
「小学生みたいな言い分だね。でも、いいよ。その罪は私が被ってあげる」
彩心真優は妖艶な笑みを浮かべて。
「セックスもやらせてくれないあの子を、今後時縄くんは好きになれるかな?」
「好きになれるよ」
「本当に?? あの子は病弱だから、すぐに壊れちゃうかもしれないのに?」
「セックスの有無で感情が動くほど……俺は単純な男じゃない」
「でもさ、セックスをやらせてくれないのは信用してないってことじゃないの?」
俺は結愛のことが好きで、結愛も俺のことが好きだと思っていた。
だが、果たしてそれは本当なのだろうか。俺の思い込みではないのか。
「もう付き合ってから長いんでしょ? それなのに、まだ一度もヤってないって……」
それってさ、と彩心真優は小馬鹿にしたように呟きながら。
「ただ遊ばれているだけじゃないのかな?」
遊ばれている。その発想はなかった。
だが、結愛は可愛い。物凄く可愛い。
もしかしたら、他の患者や若い医者に狙われている可能性は大いにありえる
浪人生の俺なんて忘れて、他の男と一緒に——。
「どうしたの? 怖い顔をして。もしかして、私が言ったことを信じたの?」
彩心真優は試したのだ。
俺を。俺の感情を。
俺が結愛を信じているのかを。
「一番彼女を信じてあげちゃいけないのに」
彩心真優は口元を歪めて微笑んだ。
「——一番彼女を信じてあげられないのは時縄くん本人みたいだね」
◇◆◇◆◇◆
彩心真優の家で一晩過ごした日。
俺は予備校をサボり、朝っぱらから病院の面会へと向かった。
「勇太……?」
病室を訪ねる俺を見て、結愛はそう呟いた。
大きな茶色の瞳を真ん丸くする姿は可愛らしく、今にも抱きしめたくなる。
だが、その前に、俺にはどうしても言いたいことがあった。
「結愛、ごめん!! 昨日はあんな乱暴なことをして……俺反省したんだ!!」
謝罪の言葉。
本当に謝らなければならないことは他にあるのに。
結愛以外の女の子と関係を持ったことを説明するべきなのに。
俺はそれを隠して、続きの言葉を紡いだ。
「でも、信じてくれ。俺は結愛が一番だから。結愛が一番好きだから!!」
俺の人生において、本懐結愛は絶対不動の一位。
決して覆すことはない、最高の彼女なのだから。
「昨日は……あたしのほうこそごめん」
結愛も反省する点があったようだ。
「勇太のことを突き放してごめん。彼女ならもっと話を聞いてあげるべきだったと思う」
ギュッと拳を握りしめる結愛。
彼女は俯いたままに、「それに」と付け加えて。
「突然の出来事だったから……心の準備もできなかったし、昨日は唇も乾燥してたし……そ、その……生理中だったから……そ、その……受け止められなかった」
俺が彼女を求める理由があるように。
彼女にも俺を拒絶する理由があったのだ。
「でも……次は大丈夫。次また同じことあったら、あたし頑張るから!!」
最高の笑顔を浮かべるこの世で一番愛する彼女。
やっぱり好きだなと再確認することができる。
彼女とカラダを重ねなくても愛してると言い切ることができる。
それにも関わらず、俺は——彼女以外との関係を築いてしまったのだ。
たった一日で。たった一回の過ちで。たった一晩で。
今まで結愛と築いてきた長い年月を全て壊してしまったのだ。
「どうかしたの? 様子がおかしい気がするんだけど」
「えっ? 別に俺は今まで通りだろ?」
「ううん。何か違う気がするんだよ」
「何か違うって何だよ。俺は普段と一緒だぞ」
「なら、あたしの目を見てよ。しっかりと」
「………………そ、それは」
最愛の彼女を裏切った。
その罪悪感からか、俺は目を背けてしまう。
純粋無垢な向日葵のような瞳を向けられると、俺の卑しい心を見透かされる気がするから。俺が他の女と関係を持った最低な男だとバレてしまいそうだから。
かと言って、俺は結愛との関係を終わらせるつもりはない。
「ほら、何も変わりはないだろ?」
「うう〜ん。何か変だな〜と思ったんだけどなぁ〜」
バレなかったようだと安心する醜い自分に嫌気が差す。
しかし、表情に出すこともなく、俺は続けた。
「勉強疲れだと思うぞ。夏休み期間中は勉強三昧しようと思ってな」
模試結果が悪かった。
その鬱憤を晴らすためには、結局——勉強するしかない。
勉強して少しでも成績を上げるしかないのだ。
最愛の彼女を救う夢を叶えるためには。
「勉強も重要だと思うけど、息抜きも必要だと思うんだ」
「息抜き? 何するんだ?」
その言葉を待っていました。
そう言わんとばかりに、本懐結愛はアイデアを出すたびに指を折りながら。
「花火でしょ? 水族館にも行くでしょ? それに海も行きたいし、スイカも食べたいし、ええと……他には映画にも行きたいし、プラネタリウムとかも行きたいし……夏祭りにも行きたいし、それに勿論、遊園地とかにも行きたい!!」
パチパチパチと手を叩きながら、結愛はえっへんと胸を張った。
「二人だけの楽しい時間を過ごすのです!!」
「結愛? 俺はこれでも浪人生なんだが?」
「今年の夏は今年しかないんだよ。だから楽しまなくちゃ損だよ、損!!」
夏は何度でも訪れる。
ただし、同じ夏は二度と訪れない。
だからこそ、今という一瞬をもっと本気で生きなければならないのだろう。
まぁ、これも罪滅ぼしの一貫か。
最愛の彼女を裏切ってしまったことへの。
そして、もっともっと彼女のことを愛していることを確認するために。
「というわけで、手始めにデートに行きたいのです
「いいよ、結愛。一緒にデートへ行こう」
俺が肯定すると、結愛は「やったぁ〜」と飛び跳ねた。
感情を表に出すのが苦手なタイプなのに、今日は一段と機嫌がいいようだ。
「勇太の家でのデートも楽しかったなぁ〜。また行きたいなぁ〜」
「お家デートは楽しいけど……偶には、結愛も外出したい気分だろ?」
「病院から一歩でも多く離れたい気分だよ!!」
「病院嫌いにもほどがあるだろ」
「それはそうだよ。ずっとこんな場所にいたら、息が詰まっちゃうんだもん」
入退院を繰り返す日々を送る本懐結愛。
彼女にとって、病院というのは嫌な思い出が沢山ある場所なのだろう。
「ねぇ、勇太。最近、蚊が増えたと思わない?」
「いや……どうして?」
「ううん、最近結構あたしは咬まれることが増えたから」
「そっか。それは焼けるなぁ〜。結愛の血なら俺が奪いたいくらいなのに」
「なら、飲んでみる? あたしの新鮮の血でも」
「…………冗談だからね、冗談。結愛なら本気で血を出しそうで怖いわ!」
俺と結愛は、その後、簡単な夏休みの計画を立てた。
それはまるで小学生が夏休みの計画を立てるように無我夢中に。
流石に浪人生の身なので、毎日遊びに出かけることはできないけれど。
週末は遊びに出かけられるように計画を練った。
勿論、予備校の試験や結愛の体調問題で、変動する可能性は大いにあるけど。
「これだけ予定を組めば最高に楽しい夏になるだろうな」
「うんうん!! これはとっても大満足なんだよ」
薬の説明が書かれた紙の裏。
そこに書かれた夏休みの計画表。
一泊二日の小旅行と書かれた部分には赤いハートマークが付いている。
彼女はそれを指先で撫でながら微笑むのだ。
「……勇太のこと大好き」
「あぁ、俺もだよ。結愛」
愛を囁く結愛を、俺は後ろから抱きしめた。
それから俺自身も彼女へ愛を伝える。
抱きしめた感触は小柄で細いということ。
ただ、精神的な満足度があるのだ。彼女を抱きしめているだけで。
あの女とヤッているときでは得られない、本当に好きな子との接触では。
「勇太はさ、あたしのこと……今後もずっと好きでいてくれる?」
「当たり前だ。俺は結愛以外の女を好きになるなんてありえないよ」
「もしもだよ、もしも……勇太があたし以外の女の子を好きになったら」
「好きになったら……?」
「——あたし、どうすればいいのかな……?」
本懐結愛以外の女の子を好きになるなんてありえない。
だから、こんな質問に答える必要はないはずだ。
「それじゃあ、俺はもう帰るわ」
本懐結愛と仲直りできた。
その嬉しさが心の中を渦巻いていく。
駐輪所に停めていた自転車に乗り、俺はペダルを漕ぎ始める。
昨日まで雨が降り続け、水たまりが多い帰り道だが——。
「うお!! スゲェ〜!! 虹だ、虹!!」
何もない平和な田舎町を照らす、虹色の橋。
昨日まで、アレだけ雨が降っていたのに。
今では、それを全く感じさせないほどに熱い光が差している。
「始まるんだな、夏が。今年も」
この虹を、世界で一番愛している人も見ていることを信じながら。
俺は、またもう一度頑張ろうと意気込むのであった。
「待ってろよ、結愛。絶対俺が医者になって助けてやるからな!!」
◇◆◇◆◇◆
【本懐結愛視点】
最愛の彼氏が病室を出た後、本懐結愛は右腕の手首を強く握りしめた。
笑顔で彼を見送ることはできただけでも褒めて欲しいぐらいだった。
「何かあたし……悪いことしたのかな? あたし……何も悪いことしてないよ」
だって、彼女は気付いてしまったのだから。
彼の首元にあるキスマークに。
最初は、それが蚊に刺されたあとだと思っていた。
だが、彼は何も言わなかったし——。
怪しい点は他にもあった。
「昨日と同じ服だった。それに、いつも勇太が使う柔軟剤の香りでもない」
それはつまり——。
「…………勇太、浮気してるの?????????????????」
彼氏の浮気。
考えたくもない疑惑が脳裏を駆け巡り、本懐結愛は過呼吸を引き起こした。
————————————————————————————————————
作者から
夏編開幕です!!
普段よりも分量多めで投稿させて頂きました( ̄▽ ̄)
夏編のプロットを簡単に説明すると——。
・通常デート回
・一泊二日の小旅行
・夏祭り
この三つが主軸です。
で、それに+aという形で、他のエピソードもある感じ。
ちなみに——。
アンケート結果では、真優派が大差を付けました(´;ω;`)
66人の方がアンケートに参加してくれまして……。
で、結果——。
本懐結愛 11人
彩心真優 55人
という結果に。
この結果に私自身も「真優を強くしすぎだ」と思っているので……。
結愛をもっともっと可愛く書いて、次回の投票結果を半々ぐらいにする予定。
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