優しさとは

ライムとすだち

第1話

いつか本で『 本当の優しさはして欲しいことをして貰うよりして欲しくないことをしないでいてくれることだ。』と書かれていたのを今になって思い出した。

本当にその通りだと思う。

自分が興味ある人だけにする見せかけの優しさなんて誰にでもできる。

優しい行動というのは最近ネットが発達してきたことでパターン化されてきているし、モテる優しい行動と出てこれば、つい見てしまい真似しようとする。

車道側を歩けとか、歩幅を合わせろとか、

そんなのみんな真似してやるに決まってる。

それよりして欲しくないこと、言って欲しくないことを言わないでくれる。

その方が難しいことであり本当に有難いことだとおもう。

しかしその優しさは気づかれにくく、目で見てわかるものではない。

世の中は残酷だ

その逆をしている人がモテている。

して欲しくないことを何度かされても、少しの見せかけのやさしさで『 この人本当はこんな優しいんだ!』となる

ギャップといういかにも甚だしい言葉で良い風に思われる。騙されている。

僕は本当の優しさを持つ人のやさしさに気づいてあげられる人間になりたい。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

優しさとは ライムとすだち @yosuke06

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ