第3話 双極性障害、パーソナリティ障害

これは厄介な病気で、躁の時はやたらとハイテンションで普段出来ないことが出来たり、誰とでも仲良くなれたりします。そして怖い所がうつ状態。

上がりすぎる故に下がる時の落差で自殺にまで手を伸ばすケースがあります。

ただのうつ病よりも自殺のケースが多くみられると言われています。


私はうつ病なので、時に上がる躁鬱が少し羨ましかったりしました。

友人に何人か躁鬱はいますが、皆躁の時はパリピのように楽しく過ごし、鬱の時になるとまず連絡が取れない。取れても泣きながら「死にたい」と言ってきたり、何も言わずに薬を飲みまくり病院に担ぎ込まれたりとしていました。

それほどまでに変化してしまうため、乖離性同一症でもないのに「二重人格」などと言われたりもします。

何事もほどほどが良いのですがそれができないのが精神病なのでしょうね。


次はパーソナリティ障害。こちらはあまり聞きなれないかもしれないかもしれません。

自分の発言、行動で自身が困ったり周りが困惑してしまいます。

依存性パーソナリティ障害は、他者への過度の依存、孤独に耐えられない。

強迫性パーソナリティ障害は、融通性がなく、一定の秩序を保つことへの固執。

回避性パーソナリティ障害は、自分にまつわる不安や緊張。

他にも、境界性や自己愛性、反社会性、演技性など一概にパーソナリティと言っても様々な症状が混在します。


パーソナリティの妙な所はそれ自体が病気と診断されにくい所ですね。

例えば回避性だと軽度のうつ病などと診断されてしまったり、強迫性だとそのまま強迫神経症だと診断がおりたりも。





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