優しい肩

ももいくれあ

第1話

ワイン片手に、グッと耐えた。

泣きたい夜が、明けるまで、って

ベランダに出て、朝日を待った。

でも、やっぱり涙。

じっと黙って、そっと寄り添って、

グッと堪えて、それでもなお、

込み上げてくるこの思いは、

吐き出したくて、泣き出したくて、

もたれかかった、その肩に、

もう、ダメだって、

そっと泣いた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

優しい肩 ももいくれあ @Kureamomoi

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ