第三回 依頼の種類

 こんばんは、茶寓です。「教えて、茶寓さん!」のお時間です。


 第三回目では、ソフィスタの依頼の種類について、話していきます。


 今日は短いですよ。ささっと眺めてみてくださいね。


 ソフィスタには、毎日何十万件もの依頼が届きます。さすがに全部は厳しいのですが、団長会議にて各団長と相談します。

 団ごとに分担して役割を果たすというのが、我々のルーティンです。


 一人につき十件以上を引き受けるのは、普通ですよ。渡された依頼が、予定より早く終わる時もあります。

 その場合、手が回っていない依頼を勝手に引き受けても、問題ありません。その場合は、フィデスで承認してから向かいます。


 依頼人は、様々な方法でソフィスタに依頼をします。

 今回は、その方法を詳しく見ていきましょう。



 ネット依頼


 全体の八割を占めています!

 スマホ版もパソコン版もある、ソフィスタ専用の依頼アプリ『フィデス』から依頼をします。

 毎日膨大な数が来ますが、DVCに搭載されているネットワークは最新型なので、不具合は起きません!


 ……ですが、千道くんの家は母屋から離れているので、届きにくいようですね……



 緊急依頼


 突発的に起こる依頼ですね。

 たまたま通りかかった際に、強盗やひき逃げなど。予想しない出来事に出くわした人から、お願いされます。

 大半の場合、依頼人もお礼の品を持ち合わせていません。正に、ボランティアのようなモノです。律儀な方は、後日に郵送でお礼の品を送ってくれますよ。



 郵送依頼


 スマホもパソコンも使えない――もしくは、持ってない――方が、取る手段ですね。

 親切な人は地図まで添付してくれるので、非常にありがたい。

 ネット依頼の次に多い依頼方法で、送り主の名前が記載されていない場合も、多々あります。こちらはアプリと違い、顔写真を添付しなくてよろしいのです。



 予約依頼


 ネット依頼や郵送依頼とは違い、随分前から頼んでおく依頼方法です。

 数か月前からなのが普通ですね。内容もマニアックなので、これは必ず各団で分担します。

 この依頼方法をする方は、固定されてきてますねぇ。例えば、農家の方とかお偉いさんとか。



 指名依頼


「この人に引き受けてもらいたい」という、非常に珍しい依頼方法です。

 団長と副団長が圧倒的に大人気ですが、極稀に一般団員も選ばれます。この依頼をもらったら、挑戦するべきです。

 お礼の品が、である確率が非常に高いのです。普段から信頼されている団員がもらえる依頼なので、もしも来たら盛大に喜びましょう!



 今回はここまで。

 次回は、共通魔法について話しますね。


 茶寓でした。 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る