☆村について

村/楽園/限界集落/独自の文化/閉鎖的/村八分/禁忌/信仰/救済


山から流れる川

村の水路、池に続いている

村人が重宝している


山奥に祠がある

山に入ったら帰って来られない



〇人数

・老人、中高年がほとんど

・常に村にいる若者は片手ほど

・学業のために村を出ている若者も片手

・男性の方が多い

・子どもは優を含め四人


〇その他

・排他的

・移住者が少しでも村の決まりを守らないと、全員で嫌がらせ

 → 追い出すため

・自給自足

・昔は人肉を食べていた

・四月一日母子をガン無視

・貧しい暮らし

・村から学校までは徒歩20分

・スーパーは車で1時間

・コンビニは徒歩20分


〇宗教

・村長=教祖(神主)

・独自の宗教、独自の神を祀っている

・神:祟り神

 → 昔々飢饉の際、口減らしのために差し出された子、障がいをもった子、罪を犯した者は蔵に閉じ込められ、餓死させられた

   池に沈められた者もいた

・神社はその者たちの魂を鎮めるために建てられた

 → それだけではない

〇村で怒った悲劇

・飢饉の際、人や動物を食い、『鬼』と呼ばれた者がいた

 → 飢饉、外界と距離を置いていた村は孤立無援

 → 生贄(口減らし)を捧げるも、状況は悪化していく

・ある日、元々精神を病んで自宅監置されていた男が逃亡

 → 村中を捜索するも見つからず。

   その夜、村はずれに住んでいた老夫婦が襲われ、無残な姿で発見

 → 一週間悲劇は続いた

 → 村人数人がかりで捕まえ蔵に

 → 餓死した後、村では死んだはずの鬼を見かける者が続出

 → 『鬼』が使っていた日本刀を神社で祀ると治まった


〇池

・普段は近づくのが禁止されている

 → 「引きずり込まれる」

・池の周りをしめ縄でぐるっと囲われている

・池の水は山(聖所有の)から流れる川







・村人からシカトされ、教えを知らない優はたまに現れる白い猫と遊んでしまう


〇教え(風習)

「神を崇め村の秩序を保ち、外界の闇から心身を守って助け合い生きていく」

・毎月一度、池の水を飲み悔い改める

 → 『懺悔の日』

・村人は助け合えば幸せになれる

・教えに反する者は蔵に入れられる。期間は村長の心次第

 → 気が狂う者も

・『幸せは村の中にある』『外界は地獄』

 → 外の出来事には無関心

・病に罹ったとしても、病院に行ってはいけない

 → 医者は悪魔

 → 村の者が作った薬草を煎じたものを飲まされる

・学業のために村を出た若者は、卒業後に必ず戻ってこなければならない

・ジュースを飲んではいけない

 → 水道水は△。料理に使う分には問題ないが、飲んではいけない

・川の水をくんで飲むこと

・毎晩村の見回りを持ち回りですること

 → 男衆のみ(自警団)

 → 男がいない家はなし

・離婚してはいけない

・村によそ者をいれてはいけない

 → 嫁、婿を除く

・朝と夕の二回、毎日神社に行って祈らなければならない

・動物は汚れた存在である

 → 鬼が食べた歴史から忌避される

・犬や猫は見つけ次第殺さなければならない


〇教えに背いた場合

・村八分

・排斥すべし

・自警団によって、村はずれのお札がびっしりと貼られた蔵に一日閉じ込められる

 → 飲食なし

 → 罪の重さによて日数は異なるが、一度入れば最後。

   蔵で死んでいった者たちの声が聞こえ気が狂ってしまう


〇『懺悔の日』

・毎月一度、夜、池の水を飲み悔い改める

・この日だけ近づくことを許される

・昔々池に沈められた者がいる池の水を飲み、悔い改める。

 同時に、死者をとむら

・外に出ている者も、この日は必ず一時的に帰って来なければならない

・流れ

 1.女:この日までにしめ縄を新調しておく

 2.村長:懺悔の日まで、しめ縄を神社に奉納

 3.男:しめ縄を池に運び、交換

 4.男:水をくむ(おちょこから水がなくなる度に)

 5.全員:池をぐるっと囲っているしめ縄の外側に、円形に座る

 6.全員:手を合わせる

 7.村長から順番におちょこを回し飲み

 8.全員が飲み終わり、手を合わせて終了

 → この日は水道水を飲んではいけない

 → 大人も子どもも強制参加


〇蔵

・村はずれにある

・お札がびっしり貼られている

・普段は近づくのを禁止されている

・南京錠

・「蔵の中で幽霊を視た」という声がちらほら


〇村長(神主)

・家族:妻他界、息子四人

・村長の家だけ裕福

・聖の養父母の本家

・分家としか結婚を許さない

 → 近親婚を繰り返してきた



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

信じる者はすくわれる 佐久間清美 @kiyomi_sakuma

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ