スノードロップと紫苑の花〜ラストカタルシス〜

音無 ゆの

プロローグ

🍦


いまごろ笑顔でいるかな?


それともまた怖い顔しているの?


笑ったらすごく可愛いのにいつも無愛想なんだから。


照れ屋さんでちょっと不器用で。


でもその飾らないところが好きだった。


いつも私のことを想ってくれて愛してくれた。


優しすぎるところが玉にきずだけれど。


その優しさに触れるたびにあなたをもっと好きになっていった。


ごめんなんて言葉でゆるしてもらえない。


ずっと一緒にはいられない。


でも、いや、だからこそ私はここ縁国えんごくでも元気にやっていくよ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る