241話目 広がる皇居
魔法の中には馬車の内部を拡大して
ちょっとした家くらいにしてしまう
容積拡大魔法が存在しています。
今回、宇垣昌弘がしたのは皇居内の面積の拡大を行いました。
まずは特大ドーム型建造物が16個くらい置けるくらいの面積が拡大すればいいでしょう。
わかり易く説明すると東京ドーム16個分くらいです。
これだけ増やせば、とりあえずは大丈夫でしょう。
皇居内の面積、西側がそれくらい増えています。東京ドーム数個分くらいなら
目の錯覚か?で済むのですが、明らかに皇居の面積が広くなっちゃいました。
まぁ、大丈夫でしょう。
考えてみたら皇居内も便利になりました。飛行船なら九州や北海道へも、
ひとっ飛びです。
東京近郊には大中10箇所も飛行場もありますし、(それプラス皇居内飛行場)国防力はかなりのものです。
それに東京にはスラムは無いですしね。経済成長が順調だからですかね?
史実なら色々とあったんですけど。
関東大震災も不況も全然無いですからね。
そりゃあそうか。
そういえば、京王線が全線開通しましたね。史実の開通より2年早く。
小田急もですけど、宇垣電力の傘下の会社になる資本提携を受け入れたんですよね。
実は全部の電力会社を国有化しようという政策が出かけたのを宇垣財閥と他の財閥が連携して表に出る前に潰したんですよ。
お金を産む金の卵を奪われたら許せないですよ。
こちとら、身銭を切って命をかけてダムの建設をしたんだから。
それを奪おうなんて官僚や政治家は敵です。
なるほどなと思いましたよ。
宇垣から力を奪って、官僚を買収して
安く電気を買う契約を結べば大儲けできると思った鉄道メーカーが黒幕でした。
日本全土にある大規模な水力発電所の過半数を宇垣は握っていますからね。
いわば電力の大元締め。
自社の電力を確保しつつ小規模な売電をしている会社は他にもありますが。
それに宇垣電力は300箇所もの地熱発電所も建設していますからね。
温泉の源泉と電力を握っているのだから、その街の政治を掌握したも同然ですからね。
しかし、金持ちを妬む嫉妬のエネルギーは無視できないとつくづく思いましたよ。
不況が続くアメリカなんか人の心が荒んでますからねえ。
宇垣が農作物の取引をしている農家さんは結構豊かで、良きアメリカ農家って感じですが、、、
アメリカも頑張って水力発電所を建設しているんですがねえ。
アメリカが広過ぎるんですよね。
送電ロスもバカにできないもんな。
あっ、治安が悪化しているのはイギリスも同じか、、、インドとの戦争が続いても終わっても治安が悪化するという、、、
インドを失ったから国家予算が激減ですもんね。
イギリスは大規模な海軍を保有していますからね。維持費に苦しんでいます。
今まではインドという財布からお金を盗んで帳じりを合わせていましたが、
どうなる事やら。
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