不気味ながら物悲しい! 幽霊観覧車


ドイツの幽霊観覧車とは、2002年に閉園したシュプレーパークという遊園地にある観覧車のことです。

この観覧車は、閉園後も何の電源もないのに回り続けているという不思議な現象が起きています。この現象には様々な説がありますが、はっきりとした原因は分かっていません。


シュプレーパークは、1969年にベルリンの旧東ドイツ側で開園した遊園地で、東ドイツ唯一の遊園地でした。

東西ドイツ統合後も多くの市民が訪れていましたが、2002年に経営破たんし閉園しました。経営者らは国外に逃亡し、遊具は取り壊されることなく11年間置き去りにされました。


その中にある観覧車は、高さ45メートル、直径40メートルで、36個のゴンドラが付いています。この観覧車は、閉園後も風によってゆっくりと回っている様子がYoutubeなどで公開されています。

しかし、風だけでは回り続けることは不可能だという専門家の意見もあります。また、この観覧車には不気味な影や声が現れるという噂もあります。


2011年からはガイド付きで内部見学ツアーが行われており、幽霊観覧車を間近で見ることができます。しかし、このツアーは事前予約が必要で、人気が高いためなかなか参加できないということです。

幽霊観覧車を見た人の感想は様々ですが、多くの人は不思議な感動や物悲しさを感じたと言っています。


ドイツの幽霊観覧車は、世界でも珍しい怪奇現象のひとつです。その正体や秘密を解き明かすことができる日は来るのでしょうか。 それとも永遠に回り続けるのでしょうか。


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