恐怖の呪い! コトリバコとは


コトリバコという言葉は、インターネット上で広まった怖い話の題名でもあり、その話に登場する呪われた箱の名前でもあります。

コトリバコは漢字で「子取り箱」と書きますが、これは箱の呪いの性質を表しています。箱の呪いは、子供や妊婦を狙って殺すというもので、開けた者の一族を絶滅させると言われています。


コトリバコの話によると、箱は1860年代から1880年代にかけて、幕末の混乱期に差別や迫害を受けていた部落の人々が作ったとされています。

箱は木でできており、パズルのように組み立てられています。箱の中には、女性の月経や水子の一部、などが入っており、これらが呪いの源となっています。


コトリバコは、憎む相手に贈り物として送るか、偶然見つけさせるかすることで呪いを発動させます。

箱を開けた者は、自分だけでなく家族や親戚の子供や妊婦も苦しみ死んでしまいます。この呪いは100年間持続すると言われており、解く方法はほとんどないとされています。


コトリバコの話には、実際に箱を見つけたり触ったりした人々の体験談が含まれています。

その中には、神社の息子が箱を見て恐怖し、電話で父親に指示を受けながら呪いを封じ込めたという話や、山陰地方のある村で箱を回し持ちして呪いを弱めようとしているという話などがあります。また、コトリバコは一つではなく複数存在し、どこかに隠されているという噂もあります。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る