勉強よ。頼むから消えてくれないか!?

@yorineko

第1話 数学の授業

 私は中学2年生、井上鈴華(いのうえ すずか)中二の最初の授業で思ったことは、勉強よ、消えてくれない?だ、マッジで意味わかんない。でも勉強は大切だ…と思いながら早4ヶ月がすぎた。

あぁ、今から夏休み明けの初の授業、私の苦手…嫌いな数学の授業だ。

授業が始まりプリントが配られる。ん、なんだこれ。式が二つあって?XとY二つも使われてる。先生、みんながみんな塾行って先取り学習してるわけじゃないんですよ。私もそのうちの1人です。まぁここの学校は偏差値いいからなぁ。あぁー小学校の時は死ぬ気で勉強やってたなぁ。

あっ、シャーペン持たなきゃ。でも手は一ミリも動かない。それに察した先生が私の方へと来る。

オワタ。

ここの問題わかるかい?いや、わかんないです。

ここは、Xを消したいだろ?

はい。

だから上の式に3をかけたらXが上と下で揃うだろ?

あぁ、はい。

そのあとはいつも通りやるんだ。

はい、ありがとうございます。


って、わからんよ…はいはい言ってるだけだよ!!なぜその後まで教えてくれない!!私の机の上には真っ白な紙が置いてある。

終了ーーー!!!!

それではこの問題前で解いてください!いつもの人が手を挙げいつものようにすらすらっと文字を書いていく。本当にすごいよ。尊敬する。でも将来使うか?


連立方程式って難しい!!!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

勉強よ。頼むから消えてくれないか!? @yorineko

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る