土建屋の俺が転生したらドワーフ美少女だったので今日も酒のんで勇者をめざすだべ!
矢門寺幽太
01話「ドワーフ鉱山」だべ。
だいたいドワーフってのはチンチクリンなものだ。
まぁその中では「俺」はかなり美少女だ…ドワーフの中ではな。
人間ならまだ小中学生ぐらいか。
ビア樽ぞろいのドワーフの中ではずいぶん華奢(きゃしゃ)な身体だ。
人類と比べるとウエストが多少太くて鼻が低くて短足で、ボサボサの赤毛ではあるが美少女だ。
ドワーフ村とは鉱山の内側を洞窟(どうくつ)状にクリ抜いて住居や家内工場にしている。
言わば地底鉱山都市だ。
鉱山(ヤマ)の入り口付近にはドワーフのオバちゃんたちが農機具屋や刃物店を並べ、
その奥では職人が鍛治場を構え、辺境諸国やギルドに武具を卸(おろし)ている。
さらに製鉄所を通り過ぎたその一番奥には鉱山の底辺労務者街がある。そこに我が家がある。
ここではドワーフのオヤジどもが毎日酒を呑んでから鉄工所に鍛治仕事に行ったり、
鉱山にボタ山積みやトロッコ押しに行ったり、オバちゃんたちも酒を呑んでは鉱山の炊き出しや刃物の行商、雪が降れば北方の開拓村に木樵(きこり)の出稼ぎに出たりする。
んで、帰ってまた穴グラの我が家で「俺」たちは家族そろって近所のオッさんやガキどもと酒呑んで騒いで寝る。
実に愉快だ。
この辺は土建業時代の「前世」とあまり変わらないな。
そういえば俺は幼児期の記憶が無い
オヤジや母ちゃんの話では昔はふつうの子供だったらしい。
それが二、三年前、いきなり「前世」の記憶を語り出した。
そして突然、その時から頭の中に『あの声』が響く様になった。
どこの誰かも分からない。老人の様な言葉でしゃべる若い女性の声だ。
『お前は今、「予言の勇者」となったのじゃ、転生者の勇者ベロンよ』
「オバちゃん誰?」
『誰がオバちゃんだ!このバカ者が!!』
ひいいい、すいません。
よくワカランが謎の声は、この魔王の杖の使い方や魔法の法則とかをいろいろ教えてくれるありがた迷惑な存在だ。
『誰がありがた迷惑だ!このバカ者が!!』
ひいいい、すいません。
『転生した勇者が世界を救う』これはドワーフの伝説にも昔から伝わっている。
まさかこの俺(しかもドワーフの美少女)が勇者とはね。
前世では俺は倉庫の電灯を交換しようと、重ねたパレットの上に乗り、新人にフォークリフトで持ち上げさせたところで記憶が途切れた。
おっかしいな〜ちゃんと指差確認(ゆびさしかくにん)ヨシ!で運転させてたんだけどな。
というワケで今ではドワーフの美少女になってしまったのだな。
しかしこのボディ、この顔、全く色気(イロケ)が無い。
まぁドワーフだからな…
母親や周囲のオバちゃんを見ていると、この先の人生にいろいろ絶望を感じるが、さらに嫁入りの話を出された時には死にたくなったね。
性同一ギャルの気持ちがちょっと理解できたかな。いや、知らんけど。
あ、ちなみにベロンというのが俺の名前だ。
しかしこんな美少女にウルトラ怪獣みたいな名前を付けるとはさすがドワーフだ、絶望的にセンスが無い。
『まったくその通りだな勇者ベロンよ』
また頭の中であの声が響いた。
大きなお世話だ。
さて今朝も迎え酒を一杯ひっかけてから現場で肉体労働だ。
ドワーフだからな!
鉱山(ヤマ)ではガキんちょでも、老人でも、美少女でも、よく働く。
今日の仕事は水路工事だ。
なあに、俺の魔法アイテムにかかればインフラ工事なんてチョチョイのチョイ助だ。
俺の商売道具は「魔王の杖」で作られた、この魔法の「斧」と「鳶口(とびくち)」だ。
「あの声」から聞いた話では、斧には高熱を発したり物質を振動で分子レベルに粉砕できる能力がある。
もう片方の、フック状の鳶口(とびくち)には、超低温で冷却したり物質を結合させる働きがあるらしい。
両方とも逆の働きだ。プラスとマイナスみたいな感じかな。
「おら!どいたどいた!だべ」
地面の上を鳶口(とびくち)のフック部分で引っ掻(かく)と、その形にブロック状のコンクリートが地面から飛び出してくる。
逆に凹ませる事も可能だ。
ゲームのマイクラに似てるからこの(とびくち)をマイクラ棒と呼んでいる。
マイクラを知らない人は超神ビビューンのスカイ剣をイメージすれば良い。地面に描いた図形がそのままの形でコンクリート壁になって飛び出すという、イカシた魔法だ。
おっと!道路に岩石が飛び出ている。危険だな。
こういう時は背中に差したデカい斧を取り出し赤熱化(せきねつか)させる。
この斧は「ダブルトマホウク」と名付けた。
正しくはトマホークだが、ダブルトマホウク!と言った方が熱くなる。赤く高熱化するのだな。
ゲッター線でも出てるのかな?
俺は斧を赤熱化(せきねつか)させて岩石を粉砕した。
魔王の杖の超振動で斧が発熱して、どんな物質でも粉砕する。原子レベルまで粉砕できる。
じゃまな岩石は斧を当てれば粉々に砕ける。
その砕砂をまたマイクラ棒で好きな形に固める。
俺はこの魔法で村の水路や住居の内壁(ないへき)を作っている。
俺と一緒に仕事をしているドワーフ村役場の都市建設課のオッさんたちは鶴嘴(ツルハシ)やハンマーでガチガチ掘っているが俺は魔法でアッという間に仕上げる。
じつはこの「斧」と「鳶口(とびくち)」は魔法アイテムでありドワーフの秘宝だった。
ドワーフ村の村長であり、ウチの親父の飲み仲間である長老の爺さんの話では「この斧や鳶口(とびくち)の柄は、元は大魔王の杖だったのじゃ」と聞く。
大魔王は巨人と戦って敗れ、杖が三本に折れた。
その三つに折れた杖を、ドワーフが勝手にリサイクルしたモノなので魔法の力が宿されているらしい。
その折れた杖のグリップ部分を斧に改造し、先端の細長い部分はフック状の鳶口に(とびくち)改造したものだ。
もう一つのまん中部分はハンマーだったらしいが、このハンマーだけはドワーフ村では見た事がない。
じつはこの斧や鳶口(とびくち)は作られてから1000年間、俺が触るまで誰も使えなかった。
たまたまチビっ子だった俺がイタズラで触ったら長老の屋敷の壁が吹き飛んだのは覚えている。
どうやらその時から前世の記憶が甦ったらしい。
悲しい事故だな。
(長老のジジイはまだ根に持っている)
なんでも長老のジジイの話では、
『魔法の杖を使う美少女が魔物を倒し世界を救う!』と予言されていたそうな。その美少女が俺の事らしい。
いや美少女とは…言って無かったかもしれないが、酔ってたので覚えてない。
というワケでジジイの話では、いずれ俺は巨人を倒す旅に出る事になっているらしい。
「いや、何で?」
「魔王の預言だんべ」
おい魔王って敵じゃなかったのかよ。
「お前は巨人と戦うために大魔王さまに選ばれた勇者だんべ」
「そうなの?」
「世界の平和のために戦うのじゃ!勇者ベロンよ!」
いや知らんよマジで。
ってか、母さんなんで泣いてるんですか??
まぁ世界の平和なんて知らんけどね。
俺は今日も楽しく酒を飲みながら工事に勤(いそ)しんでいた。
今日は仕事終わったら親父とお姉さんの居る店に飲みに行くんだ〜 楽しみだ。
「逃げろ!落盤だべ!!」
突然、下の階層から轟音が起きた。
「なぬ?」
下をのぞくと地下坑道から煙が吹き出ている。
二番坑道(にばんこうどう)の入り口からドワーフのオッさんたちが蜘蛛(くも)の子を散らす様に逃げ出しているのが見える。
丸小さいボディにヒゲ面のオッさんたちがコロコロ走り回っている。
坑道(こうどう)の入り口にまで亀裂(きれつ)が入ってるのが、ここからでも見えた。
「マズいな崩れ始めてきただべ」
俺はデカい両刃の斧のダブルトマホウクを背中に担いで装着すると、鳶口(とびくち)のフックを岩盤の壁に引っ掛けて、そのまま垂直の壁をザザザっと滑り降りた。
このマイクラ棒には重力や空間を操作できる力がある。
空間操作を使えば鳶口(とびくち)の鎌の先っちょだけで俺の全体重を保持できるし、巨大な岩石も放り投げられる。
コンクリートが作れるのもこの空間結合のおかげだ。さすが魔王の杖だ、なんでもアリだぜ。
ザザザッっと重力操作で壁を滑り降りた俺は二番坑道の入り口に走る。
「おらおら!どいたどいた!」
煤煙(ばいえん)で真っ黒になったオッさんたちの間を走り抜けていく。
「おお!勇者ベロンだべ」
「勇者が来たぞ!」
いや、その呼び名はやめれ。
近くで見るとずいぶんデカい亀裂だ。
「こいつはヤバいな…」
『魔王のを使え!勇者ベロン』
頭の中で例のあの声が響いた。
「どうやって?」
『凍結の呪文を唱えよ』
「凍結の呪文なんて知らんぞ?」
『てきとうに凍結魔法をイメージして呪文を唱えれば、あとは大魔王様の杖がてきとうに具現化してくれるわ』
なんかえらく適当だが、とりあえず凍らせればイイのか。
え〜と凍らせるイメージね…ヨシ!アレか。
俺は鳶口(とびくち)を岩盤の亀裂に叩き込んだ。
「冷線砲(れいせんほう)!」
岩盤全体が氷結され亀裂は固まった。さらにマイクラでセメントを流し込み岩盤を融着(ゆうちゃく)させる。
これで何分保つか分からないが、とりあえず俺が中に突入してる間の時間稼ぎだ。
この魔法の鳶口(とびくち)には物質を凍らせる力がある。海底軍艦もドリルで掘り進むさいに冷線砲(れいせんほう)を使っていたが、冷気魔法を上手く使えば流動する土砂や水流を固着させ、巨大岩石を粉砕できる。
まさにドワーフの神アイテムだな。
ありがとう魔王。いや巨人だっけ?
「おし!行くだど!」
俺が突入する寸前「あの声」が止めた。
『まて!そのチンチクリンな身体のまま行く気か!身体強化魔法を使え!』
「身体強化魔法?……あ!変身か!」
『そうじゃ、そのイメージで良い。魔王の杖の空間操作魔法を自分に浴びせるのじゃ!』
なるほど分かってきた。これも適当でいいんだよな!
「変身っ!」
俺は魔法の鳶口(とびくち)のフックを頭上に指し上げた。
「ぴぴるまぴぴるま超力招来(ちょうりきしょうらい)!」
鳶口(とびくち)の先から光の輪が発生し、俺の全身を引き伸ばす。
手足はスラリと長く伸び、長く飛び跳(はね)た赤い髪、クビレたウエスト、ピチピチの小さな服からはみだしそうな大きな乳!
大きな乳!!
オッさんたちから「おおお〜」と歓喜の声が上がる。
そりゃそうだろう。俺も思わず自分で揉んでしまったからな。
ありがとう巨人!いや魔王だっけ?
『サッサと行かんか!バカ者が!』
大音響が頭に鳴り響いた。
すいません。
おっと!それどころではなかったな。伝説の勇者としては村のピンチを救わねば。
入り口は落盤で狭まり、そもそも坑道がドワーフサイズなので狭い。
またあの声が怒鳴る。
『斧で岩盤を粉砕せよ!急げ、変身時間のタイムリミットが迫っているぞ!』
「そいつはマズいなぁ」
俺は背中から斧を引き抜いた、巨大な両刃の斧だ。
名前は『ダブルトマホウク』と名付けた…俺がな!
「赤熱!」
魔法の発動呪文(トリガーワード)を適当に唱えると斧が魔法で高熱化して赤く輝く。
この斧には高熱と物質破砕の魔力がある。
科学ヲタクのボルゲルの話では、
魔法の杖の先端とグリップの間にネゲントロピーが循環してどうのと言ってたが、まぁ理屈はどうでもいい。
斧を岩盤に叩き込むと激しい火花と共に岩盤が粉砕され砕砂になる。
とんでもない超高熱のはずだが俺は全く熱くない。
斧を岩盤に叩き込むと激しい火花と共に岩盤が粉砕され砕砂になる。
「ダブルトマホウク八相発破(はっそうはっぱ)!」
剣道の切返しの様に斧を素早く左右に切り返しながら、将棋の駒のような尖った楕円形(だえんけい)に掘り進む。
観音掘(かんのんぼり)である。
土圧(どあつ)を支えながら掘る、昔ながらの手掘りの方法だ。
斧で硬い岩盤をサクサク粉砕していくと、ふと目の前の岩が崩れて手ごたえが軽くなった。
「抜けた!誰か居るだか!」
坑道内の空洞に出た様だ。天井から水が吹き出して足元に水が溜まっている。この水が落盤の原因か。
赤熱化させた斧を松明代わりに高く掲げると周囲が明るく照らし出された。
ヒゲオヤジが三人、腰まで水に浸かっていた。
「勇者ベロン!来てくれただか」
ドワーフのオッさんたちが泣きそうな声で叫ぶ。
「ワッフの足が挟まってるだべ」
酒乱のワッフか?
酒癖(さけぐせ)が悪くてケンカばかりしてたヤツだ。
岩盤に足が潰され、挟まっていた。
「水の流れが強くなってきているベ」
横のオッさんが不安げに言う。
マズイな…ヘタに岩を粉砕すると落盤するかもしれない。
俺はワッフに近づいて平静を装って言った。
「おうワッフ、足を斬(きる)ど」
「くう…」
足を斬ると聞き、ヒゲ面が歯を食いしばって泣き出した。
周りのヒゲオヤジたちもうなだれている。
年配のヒゲオヤジが言った。
「やってくれ。たのむ姉ちゃん」
ワッフも目を瞑りながら頷く。決心したようだ。
「膝上を縛(しば)るだべ」
流水の中からカラカラと小石の当たる音がする。
水に石が混じってきたのだろう。時間が無い。
「縛(しば)ったど、勇者ベロン」
さすが鉱山(ヤマ)の男たちだ、ロープワークも手ぎわが良い。
俺は念仏を唱え、素早く斧を振り下ろした。
ワッフは「ぐう…」という声を堪えていた。
「逃げるど!!」
オッさんたちはワッフを担いで登り始めるが、流水の勢いが増して来た!まずい。
鳶口で素早く地面に四角形を描き、魔法呪文(プロンプト)を唱える。
「マイクラ!」
地面から四角の柱が競り上がり、ズズンと天井を支えた。
即席のコンクリートブロックだが、少し時間が稼げる。
「マイクラ!」「マイクラ!」「マイクラ!」
ヤバい、そろそろ変身魔法が限界に近い。
俺の変身は地球上では三分ぐらいしか持たない様だ。
オッさんたちがワッフを抱えながら狭い観音掘りを通り抜けて飛び出ると入り口の岩盤が崩れた。
俺は最後の力でジャンプした瞬間、元のチビっ子美少女に戻ってコロコロとトンネルから転がり出る。
振り返ると轟音と共に第二坑道は崩れていく。間一髪(かんいっぱつ)だ。
ひいいいぃ〜我ながらよく生きてたもんだ、小さいから助かった。
全身砂まみれのズブ濡れだ。
ガヤガヤとドワーフの男女が集まって来る。
ワッフは…重症だな。
「医者は?」
「うおお〜い」とメガネを掛けたヒョロ長い男が人混みから分け出て来た。
白地に黒の縞模様(しまもよう)の服を着ている。
コイツが科学ヲタクのボルゲル。人間の錬金術師(れんきんじゅつし)だ、腕はイマイチ。
珍しい鉱物を探してこの村に住み着いてしまい、そのまま自宅で診療所を開いている無謀なヤツだ。
「ボクが来たからにはもう安心ですよ〜」
(不安だよ)
ボルゲルはパラパラと「ぼくらのカンペキ医学」という日本語の怪しい家庭療法の本をめくった。
なぜこの世界に日本語の書物があるのか謎だが、他の転移者の誰かが現代日本の世界から持ち込んだものだろうか?
この世界では家庭医療ですら驚異的な超科学なのだ。
ただし昭和35年出版の本だけどな。
「分かりました!赤チンを塗れば止血できるとあります」
(できるわけ無ぇだろ!ドアホウ!)
ドワーフの長老が酒と布を差し出してきた
「ほれ火酒だべ、こいつを傷口さ吹きかけるだ」
そうか、この爺さんは1000年ほど前の魔王戦争を体験した世代だ。
「爺さん、止血法(しけつほう)を知ってるだべか?」
「そうだのう戦争で足を切断した時は、従軍僧(じゅうぐんそう)が傷口に火酒をかけてから聖油(せいゆ)で焼いてただべ」
なるほど、そういえば映画で傷口を焼くシーンを見た事がある。
でっかいカサブタを作る感じかな?
ボルゲルが自慢げに言う。
「焼灼止血(しょうしゃくしけつ)ですねぇ。
傷口を焼き、凝固させて止血する方法ですが重症の火傷により死亡する恐れがあるとか、この本に書いてありました」
ホントかよ?
しかし、すごく痛そうだな。だが俺がやるしか無い。
……いや、ちょっと待てよ?
「おいボルゲル。お前は痛み止めの薬は持って無えだか?」
「痛み止めとは?」
あ、まだこの世界には麻酔の概念が無いのか。
「ほら、幻覚を見たり、しびれや麻痺(まひ)を引き起こしたり、気分が良くなって馬鹿になって眠りこける薬だべ」
「あ、それなら芥子(ケシ)から抽出した薬が有りますけど、この医学聖典には書かれてませんので、ナンセンスな方法ですよ」
「芥子…? あ!モルヒネか!今すぐ処方しろ!」
「ですがこの医学聖典には…」
「いいから!さっさと持って来い!ドアホウ!」
赤く焼けた斧を突きつけたら、ボルゲルは慌(あわて)て診療所に駆け込んで行った。
つづく!だべ
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