高橋名人の冒険島2(ハドソン・1990年)

 プレイ時期:1995年ごろ

 ソフト入手:中古で購入

 クリア状況:エンディングまで(?)

 おすすめ度:★★★


 *


 高橋名人という存在はなんとなく知っていたが、『冒険島』の一作目は未プレイ。本作は何をきっかけに購入した(買ってもらった)のかいまいち覚えていないが、高橋名人という名前自体のブランド力というのは親にも共有されていたような気がする。


 初期状態では何も攻撃できないが、石斧を取れば攻撃でき、恐竜に乗ればさらに強力。恐竜はステージ内で乗り換えたり、ステージ開始前に降りることでアイテムとしてストック可能。序盤の簡単なステージでアイテムを集めて、難しいステージを乗り切るようなデザインである。


 マップの移動はランダムに見せかけて、ステージ最後のボーナス卵の何個目を取るかで操作可能(ただこれはノーヒントで、後に攻略本を読んで初めて知った気がする)。ワープなども含めて最速で攻略するのか、じっくりアイテムを集めて進むかの選択肢がある。このあたりは『スーパーマリオ3』と似ているかも知れない(マップ移動をわかりにくくした意図はわからないのだが)。


 なお、アイテムを持ったままコンティニューするのは一応裏技扱いだが、「最初の洞窟面で隠しアイテムのハチスケを取り、十字キーのどこかを押したままコンティニューする」という簡単なもの(以降、リセットするまでハチスケの効果は残る。十字キーを入れずにコンティニューするとアイテムは消えるが、それでもハチスケの効果自体は残っている)。忘れていたのでメモ。


 本作で気に入っているのはボス戦である。恐竜に乗った状態でボス面に入ると、高橋名人は恐竜から降りて、恐竜は自律行動を始める。このときの恐竜は完全に無敵になる上に、敵の攻撃を引き寄せる囮になるのである。これは非常に心強く、当時のファミコンどころかスーパーファミコンでもここまで「アクションゲームの仲間キャラ」が頼もしく感じられる例は稀だと思う。攻撃能力を持たない首長竜のノッシーもここでは大活躍である。


(続編の『3』ではボス戦でも仲間に乗った状態であり、しかも最初のボス戦の手前に出てくるのが体当たり攻撃のトリケラという相性最悪なパターンで印象が悪く、それが原因の一つとなって『3』は結局クリアするまでやる気が保たなかった)


 久々にプレイして最終面までは進めたのだが、どうしてもラスボスに対面できず。コンティニューを駆使してアイテムを集めてやろうかと思ったが、どうやら「一定以上のアイテムをストックしていると出現しない」アイテムが設定されているらしく、死に戻りでの稼ぎが制限されている模様。地味に5番目の洞窟島も、ワープを使わないと非常に難しいことを思い出した。


 当時、クリアできたのかどうか記憶が曖昧である。ぐぐっても攻略サイトのようなものは見つけられなかったので、アイテムの場所なども性格に把握していない。いずれリベンジしてみたいと思いつつ、いつまでも本作に囚われていては続きが書けないので、ひとまずしまっておくことにするか。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る