オセロ(カワダ・1986年)
プレイ時期:1980年代
ソフト入手:親戚から本体ごともらう
クリア状況:レベル4
おすすめ度:★★
*
テニスや将棋などと同じく、最初期にプレイしたファミコンソフトの一つ。我が家にはオセロ盤がなかったので、このゲームでルールを覚えた。
うちでは親たちはテレビゲームで遊ばなかったがこれは例外で、よく母と一緒に対戦をしていたような覚えがある。そう、『本将棋』と異なり二人対戦プレイが可能なのである。勝敗も、すぐに結果を出すのではなく石を並べて数を数えるところが良い。本物の盤で遊んでいる気分になれる。
また、英数字でプレイヤー名を入力できるのも変わった特徴だと言える(勝負そのものは1戦限りなのに)。親と一緒に遊びながらローマ字を教えてもらったような記憶もある。名前入力のみならずタイマー機能もあり、ファミコンを使った公式戦などもやろうと思えば可能になっているのであろう、しっかりした作りである。
普通、オセロなどのボードゲームは対戦相手同士が盤を挟んで向かい合うものだが、テレビゲームの場合は同じ方向から見ることになる。この違いは意外と大きいのかも知れないし、そうでもないのかも知れない。
ゲーム自体は何のひねりもないオセロなのだが、石を置いた時やひっくり返す時の効果音が気持ちよく、丁寧に作られている印象である。また、オセロの商標を持っているツクダオリジナルのライセンス商品なので、類似のゲームシステムは多くても「オセロ」とはっきりタイトルにあるのは実は珍しい。
今からこのソフトをわざわざ買う必要は皆無だと思うのだが、たとえばまとめ売りに混ざっていたらぜひ一度は遊んでみて欲しい、くらいの位置づけである。
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