テニス(任天堂・1984年)

 プレイ時期:1980年代

 ソフト入手:親戚から本体ごともらう

 クリア状況:レベル4くらいまで?

 おすすめ度:★★


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 ソフト自体の発売日で並べるならこれが最初に来る。逆に言えば1983年に発売されたソフトについてはほぼプレイしたことがないということでもある。ドンキーコングなどは移植版などで遊ぶ機会もそれなりにあったが、実機でまともに遊んだわけではないので自分の中ではノーカウントである。


 さて、このテニスについては発売日が古いだけでなく、偶然にも私が最初期に遊んだゲームソフトの一つである。当時は幼稚園児で、テニスのルールは全く知らなかったが、このゲームで遊びながら覚えていった。得点が15→30→40と増えていくのは変だなぁなどと思いながら遊んでいたのを思い出す。


 そもそも、バドミントンやバレーボールなども含めてネット(網)系の球技を未経験だったので、本作をプレイしていたおかげで後に体育の授業などで習う時にスムーズに行えたという部分はあるかも知れない。


 このゲームで地味に好きなところは、タイトル画面のBGMが流れている間に素早くモードセレクトすると、ゲームが始まってもタイトル曲が終わるまで鳴り続けていること。だからどうだというわけでもないのだが、後の世代のゲームを遊んでから本作に戻ってくると、その流れるようなテンポの良さに感心する。


 ゲーム自体はそれほどやり込んでいるわけではない。シンプルかつスムーズに遊べるので、私にとっては「テレビゲーム」そのものの入門になっていたのかも知れない。


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 このゲームが私の中で再び脚光を浴びたのは1998年ごろ。スーパーマリオブラザーズ1との合せ技、いわゆる「256ワールド」の鍵としての利用法を友達に教えてもらった時だ。リアルタイムのファミコン世代の方々には何周遅れだよと突っ込まれるだろうが、たまたまそれまでの人生で知る機会が一切なかったのだ。


 当時、初代ファミコンが壊れていたのでニューファミコンに買い替えたばかり。ニューファミコンはイジェクトスイッチが無いので、カセットの抜き差しがスムーズに行なえ、結果的にこの裏技を行うのに適していた。実際に全パターンを試してみたと思うのだが、本体・カセットともに全く異常は見られず、現在(2024年)に至るまで問題なく使用可能である。

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