ハヅル氏の歴史

羽弦トリス

第1話野性時代

小学生は野生児で地元の、ラ・サール中学校の選抜試験に落っこちた馬鹿であった。

近くに川内川せんだいがわが流れていて、でっかな鯉を釣るのが目標であった。

自宅の裏山で、木の上に秘密基地を作り、山菜を取ったり、サワガニを捕まえていた。

この頃が1番輝いていた。

中学校はヤンキー校。先輩の喫煙の見張りをよくやらされた。

今、僕はニコチン中毒だが、その頃のヤンキーは見栄か分からないがタバコをトイレで吸っていた。中には僕にタバコを勧める者がいた。

断ったが、今なら進んでただのタバコを吸いたい。

当時は重度の喘息で吸えなかった。


ある女子が僕に恋をした。恋とは鯉と同じ列にあった。

手紙の交換やたまに彼女の家に遊びに行く程度だった。

今なら、絶対に脱がしていたね。だけど、僕はそんな事には興味が無く、友達とキョンシーを見て、キョンシーごっこをしていた14歳。

彼女のふくよかな、おっぱいには何も興味がなく、銭剣や御札を量産していた。

それから、高校に進学して中学校の彼女とは自然消滅したが、新しい彼女が出来た。

どうやら、僕が興味のある女子は向こうからすり寄ってくる。

その子は、学年でもトップクラスの頭脳を持ち、可愛くてEカップの女子であった。

電話に出ると、僕と付き合いたいらしい。

クラスが違ったし、顔も知らないが仲介者を経て、つき合ってもいいと返事した。

それがBingo!

めちゃくちゃ可愛くて、パイオツがでかい女子だった。

この子が出身卑しい僕に恋するとは……。

今後、この可愛らしい彼女に、人生を左右されるとはつゆ知らず。

次回は、この女子との付き合いに付いて語る。

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