キャッチボール

ひろしは毎週日曜日キャッチボールをしている。飲み屋の店主やオーナーがそのキャッチボールに参加している。ひろしは一客だった。よく行くお店の店主に誘われてそのキャッチボールに参加するようになった。友達もいないもちろん彼女もいないそして仕事もうまくいってないひろしにとってそこは家族以外の唯一の居場所だった。キャッチボールはキャッチボールがメインではない。会話がメインなのだ。そして、そのキャッチボールのメンツの中でボスに当たる人がその会話を回す。ひろしはその空間をいい特訓になると思っていた。ひろしが世に出る日は近い。

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