第359話 焦げる猫
「グレイさん、
『え? 目を開けていないといけないのか? なんだか怖いぞ』
「
『……あ、ああ、分かった。怖いけど、
「
アロエの葉の汁には、
アロエの
火を使えるようになってから、
火を使う時は、
猫のヒゲは
気が付いたら、ヒゲがチリチリになっていた、なんてことがある。
それに猫は、全身を
いつの間にか、毛が
どんなに気を付けていても、火の側にいれば火の
火を使う時は、水が入った葉っぱのお皿を近くに置いて、水をかぶって毛を
あれからグレイさんには、毎日、イチョウとイヌハッカのブレンドハーブティーを飲ませて、アロエの
それでも、くしゃみと鼻水と
なんとかしてあげたいけど、
とても苦しそうで、
せめて、ブラッシングをして、毛に付いた
「グレイさん、毛づくろいしてあげるミャ」
『おおっ、本当か? ありがとう』
グレイさんは
ぼくは松の葉でブラシを作り、グレイさんをブラッシングする。
春の
濃い緑色の葉を付けていた森の木々も、少しずつ
急がなければ、もうすぐ冬がやって来る。
ぼくたちは、少し急ぎ足でイチモツの
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