第253話 全ての猫から嫌われる草
ノアザミの
ドクダミの
ドクダミは、葉っぱが♡型で、花も
ドクダミは、薬草としては、ヨモギに並ぶ
とにかく、めちゃくちゃ
例えるなら、生魚とパクチーを混ぜたような、ムッとする
近付いただけで、
もちろんぼくも、この
1回だけ、薬として使ったことがあるんだけど、
洗っても洗っても、しばらく
あれ以来、絶対にドクダミには
今後、ドクダミじゃなきゃ治らない病気と出会わない限り、使うことはないだろう。
お父さんとお母さんも、ドクダミの
「シロちゃん、ここを通って行くのニャー?」
「ごめんなさいニャ。とっても
「ミャ」
ぼくも、この
「それが良いニャー」
「良かったニャ」
お父さんとお母さんは、ホッとした顔で笑った。
グレイさんは、不思議そうに首を
『シロちゃん、急に立ち止まって、どうしたんだ?』
「グレイさんは、
『確かに
グレイさんは、ドクダミの
トマークトゥスは、ぼくたち猫とは
イヌハッカの匂いも、猫以外の動物は全然効果ないもんね。
何も知らないグレイさんが、ドクダミを
「グレイさん、その草は絶対に
『なんでだ? シロちゃんにとって、そんなに大事な草なのか?』
「その草を
この言葉は、グレイさんにとって、かなりショックだったようだ。
グレイさんは、
『シロちゃんが、このオレを、き、
「ぼくだけじゃないミャ、全ての猫から
『全ての猫から
「猫に
『ああ、分かった! 絶対、
グレイさんは恐怖にブルブル
―――――――――――
【
第1部第60話に出てきたけど、軽くおさらい。
5~8月頃に白い花を咲かせる、
「
猫が
犬は、あまり気にならない
犬も猫も、「
ちゃんと、犬猫用に
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