第242話 水出しハーブティー
トマークトゥスの
いつものように、自動的に『
『
『
『
『
脳内の文章を確認して、お父さんとお母さんに声を掛ける。
「ミャ!」
お父さん、お母さん、すぐ近くに病気の猫がいるよ!
「分かったニャー、早く助けに行くニャー」
「薬草は、何が必要ニャ?」
お母さんに聞かれて、考える。
何か良い薬草はあるかな? 『
『
『
トケイソウ?
言われて見れば、大きくて
花を上から見ると、紫色のめしべが3つに分かれて、時計みたいに見える。
どの部分が、薬草になるの?
『花と葉を乾燥させて、ハーブティーとして
猫は火が使えないから、ハーブティーは無理。
葉っぱは、食べられる?
『葉や
毒があるんじゃ、ダメだな。
花だったら、いける?
『乾燥させた花を、水出しハーブティーにすれば可能』
水出し?
『長い時間、水に
へぇ、ハーブティーって、水でも出来るんだ?
ハーブティーは、いろんな
今回の乾燥には、ベントナイトは使えないな。
いや、ベントナイトは食べられる土だから、いけるか?
……やっぱり、土はやめておこう。
素直に、お
でも、乾燥させるのも、水出しするにも、かなり時間が掛かりそう。
とりあえず、花を
あ、そうだ。
病気の猫は、何匹いるの?
『1匹』
だったら、ヨモギとアロエは、そんなにたくさんはいらないな。
その辺に生えている、ヨモギとアロエを
――――――――――――――
【
4~5月頃に、日本全国の山や林などで、7~10cmの
花を上から見ると、時計の形に見えることが名前の
英語だと、「
「
パッションフルーツは、ちょっとだけだったら猫も犬も食べられる。
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