ナナちゃんの奮闘

「いい? 今度また話聞いてくれなかったら絶交だよ!」

「分かったのじゃ」 「ごめんなさい……」


 あれから僕を賭けて争う二人は二人はどんどん過激になった。取っ組み合いに発展しそうになったので仕方なく僕がペシペシと叩いて何とかしたんだけど。


「カケル、ナナちゃん。対策会議を始めよ……」

「ナルが頑張る、で」 「頑張って頂戴、ナル」

「妾に非があるのは認めるが……目の前でしなくても良いではないか?」


 いやいや、なる早で解決すべき案件だったからね。今回は仕方なく保留になったけど早期解決に向けて検討していかなきゃね。


「いや待て。結論は──」

「保留だよ」

「はい……」


 カケル、呆気なく敗退。


「そういえば菜々さん、早かったですね。一日でクリアするのは難しいと言われているそうですが……」


 月海ちゃんがナナちゃんに話を振った。ちょっと色んな事があって忘れてたけどナナちゃん、さっき来たんだったね。まぁこれで予定立てやすくなったから良かったんだけど。


「えぇ、まぁ少し無茶したくらいね」

「具体的には何をしたんじゃ?」

「あと、チームの奴らとはどうなったんだ?」


 イオリとカケルがそれぞれの疑問を口にする。そんな一遍に言ったらナナちゃんが混乱しちゃう、と思ったけれどナナちゃんは器用な方みたい。


「聞いてていい話じゃないでしょうけど……」


 そう前置きして補習の事を話し始めた。


 ─────────────────────


 すみません、ナナちゃんの話が膨らんで結構な量しているので今回はここまでで(_ _)

 あまり期待されても困るんですが、それなりの出来かと〜。期待しない程度に期待してください(?)

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