5. [配信回] シルバークッキング 料理&実食&ぷぎゃああああああああ

「帰ったぞ」

「お帰りなさいあ・な・た」

「はいは~い、これ持ってね」

「え~せめてご飯にする?のくだりくらいやらせてよ~」


 あはは、相変わらず元気だなぁ。


 ダンジョン内で沢山の食材を手に入れたボクらが入口まで戻ると、友2さんが待っていてくれた。これからは外の鳥取砂丘で料理をして皆に振舞う流れになる。


 千人以上もいるんだよね。

 怖いなぁ。


「行くよ、シルバーマスク様」

「ほらほら、こっちこっち」

「引っ張らないでもらおうか」


 少しぐらい休憩しても良いんじゃないかな、なんて言い出す暇すら与えてくれなかった。

 心の準備に十年くらい欲しいよ。


 ダンジョンの外に出てしばらく歩くと、野外に調理場が用意されていた。

 ボク一人で調理すると時間がかかりすぎるので、シル〇ニアファ〇リーで料理スキルを持っている人が沢山フォローしてくれることになっている。彼らが嬉しそうにボクの方を見ているからドキドキするけれど、それよりも気になるものがあったから気が逸れて大丈夫だった。


「ふむ、やはり大きいな」

「でしょでしょ。すっごいよね~」

「へぇ、これは圧巻だね」


 東北の芋煮会で使われるのと同じくらいの大きな鍋が置かれているんだ。あまりの大きさにテンションが上がった沢山の人が写真や動画に収めていた。


 "でっっっっっっっっっっっっっっっっか (本日三度目)"

 "千人分だからしょうがないね"

 "いやいや、これ千人どころか十万人はいけるんじゃね?"

 "残ったのは保存して通販で売るって言ってただろ"

 "あ゛~食べたい゛~"


 この鍋はダンジョン料理専用鍋で、ギルドメンバーが作ってくれた。鍋そのものを作るのは簡単だけれど、素材の量がかなり必要で大変だったろうに。これが食欲の力なのかな。


「シルバーマスク様だ!」

「シルバーマスク様!」

「シルバー様!」

「シルバーマスク様!」


 ぷぎゃっ!?

 見つかっちゃった。


「こらこらシルバーマスク様、逃げちゃダメでしょ」

「そうそう、挨拶しないと」

「ど、どうせ後で話をさせられるのだろう」


 ここで何か反応でもしたら『うおおおおお』とか『きゃあああああ』とか皆が叫び出して変な雰囲気になるに決まってるもん。

 そもそも千人から見られたらどうにかなってしまいそうだから、申し訳ないけれど皆の方は気にせずに調理場へと移動した。


「今日はよろしく頼む」

「はい!」

「はい!」

「はい!」

「はい!」

「はい!」


 ぷぎゃ……大丈夫、彼らはギルドメンバーだし話したことがある人もいる。

 動揺したら失礼だから落ち着かなきゃ。


「まずは肉を切り分ける」


 アイテムボックスから巨大な肉塊を取り出した。


「おおー!」

「あれがマウンテンタートルのお肉」

「リアルで見ると大迫力だな」

「いつか生のマウンテンタートルも見てやるからな!」

「上級ダンジョンか……そうだな、いつかは俺も……」


 巨大すぎてどこにも置く場所が無いからスキルで宙に浮かせておく。そしてこれまたダンジョン産の魔力包丁を取り出して食材解体スキルを発動する。


「シッ!」


 スパスパスパっと小気味よい音と共に、肉塊が調理しやすい大きさに分割された。それを調理メンバーに配り、手分けして食べやすい大きさに切り下味をつけておく。


 お芋やお野菜も含めたカットは仲間達に任せた。超高速で食材が斬られる姿が派手だから、皆の注目を集めている。


 ボクはそこから逃げて鍋の方の準備にとりかかった。


 マズイ!

 せっかく逃げたのに鍋の上に移動したら注目の的になっちゃう。


 鍋に集中して皆の方は絶対に見ちゃダメだ。


「ウォーターフォール」


 魔法で大量の水を出して鍋に入れて、魔法で温める。そしてカットしてもらった食材を入れてひと煮立ちさせてから芋煮用の調味料を投入する。調味料の配分はこれまた料理スキルが水の量に合わせて程良い感じでやってくれるから楽なんだ。同じスキルでも人によってこの配分が変わるらしいけれど、どういう仕組みなのか分かってない。作る人の好みを反映しているのかな。

 ちなみにアク取りとか、食材を投入する順番を考えなきゃならないとか、美味しく作るには色々とあるらしいけれど、そういうのはスキルが全部やってくれる。ということを前にお母さんに説明したらズルイって言われちゃった。


 後は蓋をしてしばらく煮込んだら完成だ。

 スキルや魔法があると重機を使わなくて良いから楽だね。


 ちなみにダンジョン料理はこんな風に工程を分けなくてもパッと作ることが出来る。でもその場合だと味が少しだけ落ちるから、今回は見栄えも考えてちゃんと作ることにしたんだ。


「皆の者、よくやってくれた」

「このくらい楽勝ですよ」

「シルバー様のお力になれて嬉しいです」

「料理スキル鍛えておいて良かったぁ」


 皆、良い笑顔だ。

 短い時間だったけれど、ボクも皆と一緒に料理が出来て楽しかったよ。


 そんなこんなでギルドメンバーとお話したり、京香さんや友2さんとお話したり、コメントの皆とやりとりして時間を潰していたら、煮えたみたい。最後にもう一度スキルを使って味を染み込ませる。


「完成だ!」


 ボクがそう叫ぶと、大歓声が湧き起こりちょっとだけびっくりしちゃった。


「さぁシルバーマスク様、挨拶しよ」


 ぷぎゃあ……ついにこの時が来ちゃった。

 でもボクには一つ作戦がある。


 シルバーマスクの状態だと顔を見られていない。

 それならボクが目を瞑っていても誰にもバレないってことだ。


 スキルで周囲の状況は感覚で分かるから自然に歩けるし、これなら動揺せずに乗り越えられるに違いない。


 ぷぎゃああああああああ!


 目を閉じて感覚が鋭くなってしまったが故に、ボクに視線が集中していることが逆にはっきりと感じ取れてしまった。大失敗だ!

 でも目が合う方が辛いから今更目を開けるのも難しい。ぷぎゃあ、どうして上手く行かないのかな。


 ちなみに前方の音は聞こえないようにしている。

 当然だよね!


「我が企画したイベントに良く来てくれた。歓迎しよう」


 ぷぎゃああああああああ!


 何言ってるか分からないけれど、音の洪水がボクの体にぶつかって来る。

 これ絶対叫んでるよね!


 あれ、何か変だぞ。

 ちょっとだけ目を開けて自分の体の様子を確認する。


 ぷぎゃああああああああ!

 どうして金色に光ってるの!?


 そうか、これカメラさんの仕業だな。

 カメラさんが進化してボクに演出魔法を使うようになったって、さっき京香さんや友3さんに教えてもらったんだ。カメラさんお願い止めて!


 "ふつくしい……"

 "マジもんの神様みたいで草"

 "黄金の衣装を纏いし者、ぷぎゃりの大地に降り立つ"

 "同じ金色でもハンマーの時は気みたいだったのに、こっちは神のオーラのように見えるのカメラさんマジ有能"

 "参加者のテンション上がりすぎて奇声だらけなの大草原"

 "救様、シルバーマスクモードとは言え良く平気だな"

 "目を閉じてるんじゃね?"

 "ありそうwww"


「ここでしか食べられない特製芋煮。存分に堪能するが良い」


 ぷぎゃっ……この衝撃波ってまさか歓声によるものなの?

 何も聞こえないように音をシャットアウトしておいて良かった。


 なんかこれ以上は危険な予感がするから、たったの二言だったけれどこれで終わりにしちゃおうっと。


「あれ、もう終わりなの?」

「早く食べさせろと煩いからな」

「誰もそんなこと言ってないと思うけどなぁ」


 まっさかぁ。

 目の前に美味しそうな料理があるんだもん。ボクなんかよりもそっちの方が気になっているはずだよ。そうじゃなきゃ困る……


「まぁいいか。それじゃあシルバーマスク様、仮面取ろうか」

「ぬ?」

「だって仮面つけたままだと食べられないでしょ」


 ぷぎゃああああああああ!

 確かにそうだけれど、この状況で素の状態に戻るなんて出来ないよ。


「わ、我は味を知っているから食べなくても」

「皆で食べるのが楽しいんだよ。救様だけ食べないなんて皆気を使って楽しめないよ」


 京香さんだけじゃなくて、友2さんも逃がしてくれない。

 

「せっかくだから救様が配ってあげようよ!」

「ぷぎゃああああああああ!」

「あ、ぷぎゃった」


 そ、そそ、そんなこと出来るわけがないでしょ。

 だってこうして仮面を外しただけで全身が震えて逃げ出したくなってるんだもん。


 皆の方を向くなんてムリムリムリムリ。


「救ちゃん」

「京香さん、助け」

「えいっ」

「ぷぎゃああああああああ!」


 皆の方を向かせられちゃった!

 うわ、こんなに人が、見ないで、見ないで、見ないで見ないで見ないで。


「ぷぎゃああああああああ!」

「連続ぷぎゃあかわいい」

「やっぱり救様はこうでなくっちゃ」


 二人とも酷いや!


――――――――


「は、はい、どうぞ」

「ありがとうございます!」


 結局ボクが皆に配ることになっちゃった。

 千人同時に見られるよりかはマシだけれど、やっぱり恥ずかしい。


 でも一つだけ嬉しいことがあった。


「うっま。なにこれ!?」

「超濃厚だけど全然クドくなくて箸が止まらねぇ」

「肉を口に入れた瞬間ホロホロってとろけて、それでいて肉らしい食感がちゃんとあるのがすげぇ」

「この芋やばくね? 里芋っぽい食感で味がすっげぇ染みてて、噛めば噛むほどに閉じ込められた旨味が爆発して飛び出して来るんだけど」

「それ爆裂芋の特徴らしいぜ。つーか野菜も甘味が凄まじいな」

「何もかもが最高級の味わいなのに、どことなく素朴な感じがするのが最高」

「それな」

「それな」

「それな」

「それな」

「実家に帰りたくなってきた……」


 芋煮を食べた皆が必ず大喜びしてくれること。

 マウンテンタートルのお肉って実は物凄く硬いんだけれど、煮込むとトロットロに柔らかくなって、出汁も沢山出てくれるんだ。今回は芋煮にしたけれど、単純に亀肉だけのスープにしてもすっごく美味しいんだよ。


 これだけ喜んでくれるなら作ったかいがあったな。


「救様、世界を救ってくれてありがとうございます。でも無茶しないでくださいね」

「あ、あはは、気をつけます」


 後はこの大行列をどうにか乗り越えるだけだ。


 メンタルがガリガリと削られながら芋煮を配っていたら、手を繋いだ母子がやってきた。子供は小学生くらいの大きさの男の子で、母親は探索者をやっているようには見えない。一般枠で応募して来てくれた人かな。


「申し訳ありません」

「え?」


 またお礼を言われるのかなって思っていたら、お母さんが何故か謝って来た。


「救様を困らせたくは無いのですが、どうか一言だけお礼を言わせてください」

「は、はぁ……」


 美味しい料理を前に皆が楽しそうに浮かれているのに、この人は何故か神妙な顔つきになっていて少し周囲から浮いている感じがする。ボクみたいに緊張していたり、神様を見るかのような意味の分からない態度をする人はいたけれど、ここまで真面目な雰囲気の人は初めてだ。


「救様」


 友2さんがボクの耳に顔を寄せて何かを伝えようとしてくれる。


「この人、私と同じです」

「ぷぎゃっ!?」


 友2さんと同じってことは、ボクのあの秘密を知っているってことだよね。


「私が招待したの。こういう機会でも無いと救様にお会いできないから」


 どうしてそんな危険な真似を!

 僕にお礼を言いたい気持ちは分かるけれど、何もこんなお祭り騒ぎ的なイベントに呼ばなくたって良いのに。


「救様、助けて頂き誠にありがとうございます」

「ぷぎゃあ……ど、どういたしまして」


 これまで何度も何度も告げられたお礼の言葉。

 その全てに様々な想いが篭められていることは分かっている。


 でもこの人のこのお礼に関しては、ボクがその理由を理屈と感情で百パーセント理解しているが故に、あまりにも重く感じられる。


 幸いにも、ボクのことを考えてこれ以上はお礼を言わないようにしてくれている。その気遣いからも、この人のボクに対する感謝の気持ちが伝わって来てどう受け止めて良いのか分からない。


 とりあえず、ボクはお子さんとも話をした方が良いかなって思って声を掛けた。


「お母さんのこと好き?」

「うん、大好き!」

「大切にしてあげてね」

「もちろんだよ!」


 かわいらしい笑顔に胸がポカポカしてくる。

 この子の心からの笑顔を見ると、お母さんを助けて良かったなとより強く思った。


 色々と思う所はあるけれど、この人もボクが困らないようにあのことを隠してくれそうな雰囲気があるから、心配しないで素直に感謝を受け取っておこう。


「救様、お母さんの病気・・を治してくれてありがとう!」

「どういたしまして」


 これで話は終わりかな。


「すいません!すいません!すいません!すいません!」


 と思ったのに、何故か突然お母さんが焦って何度も謝り出した。

 どうしたんだろう。


「おい、今あの子が言ったことって」

「病気が治るってどういうことだ?」

「ハーピアの時の歌のことだろ」

「でもあれって怪我は治ったけれど、病気は治らなかっただろ」

「子供だし勘違いしてるんじゃね?」


 しかも他の人もこっちを見て何かを気にしているみたい。

 どうなってるの?


「す~く~い~ちゃ~ん」

「京香さん?」

「救ちゃんはこの人をいつどこでどうやって助けたのかな?」

「ぷぎゃっ!?」


 いつもは何も聞いて来ないのに、どうして今回に限ってそんなことを聞いてくるのさ。


「救ちゃんはこれまでダンジョンの中で沢山人助けして、ダンジョンからあふれた魔物から皆を守って、隠しボスと命を懸けた戦いをして私達を助けてくれた」


 あくまでも探索者として当然のことをやっただけだよ。

 何度説明しても何故か理解してくれないけれど、普通のことなんだよ。


「でも病気・・の人を治したって話は聞いたことが無いな」

「ぷぎゃああああああああ!」


 ダメ、それ以上はダメ!

 アレがバレちゃうううううううう!


「救ちゃんが答えてくれないならこの人に聞こうかな。それとも八舞さんも何か知っているっぽいからそっちに聞こうかな」

「京香さん、その話は後で……」

「ダ~メ」

「ぷぎゃあ……」


 どうしようどうしようどうしようどうしよう。


 このままじゃもっと酷く感謝されちゃう!


「すいませんすいませんすいませんすいません」

「う、ううん、気にしないでください」


 だからと言って、真っ青になっているお母さんを責める事なんて出来るわけがない。もちろん男の子も同じだ。


「あ~あ、これまでか」

「友2さん!?」

「救様、もう無理だよ」

「諦めないで!」

「だって私達が黙ってても、その人の経歴と私の経歴を調べられたらバレちゃうよ」

「ぷぎゃああああああああ!」


 そんなあ……


「さぁ白状しちゃいなさい」

「ぷぎゃあ……誰か助けて……」

「すいませんすいませんすいませんすいません!」

「本当にあなたは悪くないから気にしないでください!」


 ボクが困るとこの人が申し訳なく思ってしまう。

 困ることすら許されないなんて!


「救様が言えないから私が言おっか?」

「……………………うん」


 終わった。

 何もかもが終わった。


 これからボクの心は感謝で殺されるんだ。


「三年前の『奇跡の夜』。これだけで分かるっしょ」


 あはは、そんな風に呼ばれてたんだ。


「まさかアレも救ちゃんだったの!?」


 しくしくしくしく。


「奇跡の夜ってアレだろ。死にかけの病人が何故か一晩で全快したってやつ」

「確か日本全国の病院で起きたって……」

「原因は未だに分かって無くて『奇跡』としか言いようが無いって当時かなり話題になったよな」

「そうか、救様がエリクサーで治したんだ!」

「なるほどそれなら納得だ」

「それじゃあ救様は全国の病院を治して回ってたってことか!?」

「何それ聖人じゃん」


 しくしくしくしく。


 "マジでどれだけ聖人エピソード隠し持ってるのこの子は"

 "そりゃあこんな話知られたら増々英雄視されるから言えないわな"

 "全力でぷぎゃらせる以外の選択肢が無いんだが"

 "救済者、英雄、聖人、ぷ神、崇めない要素が無いよなぁ"

 "良い子すぎて泣けてきた"

 "誰かこの子を幸せにしてあげて!"


 しくしくしくしく。


「どうして……そこまでするの?」

「…………偶然スキルで見つけちゃって。一人治したら他も気になっちゃっただけなの」


 あれは確か満月の夜だった。

 まだ転移の指輪を手に入れていなかったころ、空を飛びながらダンジョン間の移動をしている間に色々な感知系スキルを試していたら、近くに死にそうな人が居るって反応があったんだ。慌てて向かったらそこは病院の一室で、ベッドに小さな子供が横たわっていた。いくつもの機械につながれて苦しそうに眠るその姿があまりにも痛ましくて、今にも生命力が消えてなくなりそうだった。


 だからボクは迷わずエリクサーを使ってその子を治した。


 そして同じように苦しんで死にかけている人がいるかもしれないって思って、慌てて日本中の病院を巡って治した。


 あの痛ましい姿は今でも思い出せる。

 どれほど苦しいだろうか、どれほど辛いだろうか、死ぬのがどれほど怖いだろうか。

 それを想像出来てしまうからこそ、彼らが救われたと知った時にこれまでに無い程の感謝を伝えてくることも分かっていた。


 だから隠し通したかったのに!


「救様」

「ぷぎゃ!?」


 いつの間にかボクの近くに三十人くらいの集団が出来ていて、その先頭に友2さんが立っている。さっきの母子もその集団の中に移動していた。

 まさかその人達って、ボクが病院で治した人とその関係者!?


「跪かないで! 手を組まないで! 崇めないで!」


 どうしたら良いか分からなくなるからお願い止めて!


「「「「救様に感謝を」」」」


 待って、待って待って待って、どうして他の人まで跪こうとするのさ!


「カメラさん!? ボクに神々しいオーラを纏わせるの止めて!」


 ボクは神様なんかじゃないから。

 ただの探索者だから。


「「「「救様に忠誠を」」」」


 うう、結局こうなっちゃったよ……


「こうなったらもう逃げられないね」


 京香さんだけは跪かずに普通に話しかけてくれたけれど、嫌な予感しかしない。


「な、なな、何の事?」


 聞き返すのがとても怖いけれど、スルーしても勝手に話が進むだけだから結局聞くしか無いのが辛い。




「国民栄誉賞と勲章の授章式」

「ぷぎゃああああああああ!」




 誰か助けて!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る