魔王魔族と盟約の戦友
闇影夜
第1話魔王と慕う魔族
魔王様起きてください。
私達の主様
起きないと私が添寝しますよ。
あなたにはやってもらわないと
行けない事があるんですよ。
誰?私を呼んでいるのは?
まだ眠いんだよ。
なんでだろう聞き覚えがないはずなのに
知ってる声がする。
見覚えが無い感じなのになにか懐かしい感じ
がする。
ずっと前から知ってるような。
おはようございます主様。
あなたは誰?
私は桜夜と申します。
ようやくお目覚めですか。
長い夢から覚めたようで。
君は自分と会った事あるの?
君は自分を知ってる風に言うけど。
まぁ今の主様の記憶からは
私は初めて会うと思います。
混乱をして状況を把握してないのは無理はありません。
この姿は主様が魔王になって初めてみる
光景ですから。
君はさっきから何を言ってるの?
あなたは魔王として目覚めたのですよ。
今風で言う転生ですね。
あなたは私達魔族を統べる者です。
まだ慣れないと思いますが、
今後ともよろしくお願いします。
さて。ここからこれまでのお話を
させてもらいますね。
まずなぜ主様が魔王として今ここに
いるか。それは、あなたは一度暴力団員
によって死んでしまいました。
理由は分かりませんが、不運の事故だと
神様のお告げによって伝えれました。
そして今、この魔王城は分断されています。
一つは私達を統べる魔王軍、もう一つが
魔王を嫌う不良魔族と呼ばれる軍の
二つの軍に分かれてます。
不良軍の王と呼ばれる方は男嫌いとされて
踏み込んだ者は滅ぼされると言われいます。
そして今半分以上が不良軍に属しています。
じゃあ残った1割くらいが魔王軍の所属って事か。
なので、今部下と呼ばれる者達は
今現状、指を折り程度しかいないのです。
じゃあ勇者が来たらすぐ戦い終わる可能性があるのか?
続いてその勇者についてですが、
今罪人。犯罪のリーダーとして
あらゆる悪事を働いていては
人々を被害を与えてる存在。
今勇者の暴走を止められる人はおらず
困ってる状況だと聞いています。
もし確かめに行くのであれば
どうか油断せずに行ってください。
もし。可能ならでいいから
現状の魔王軍のメンバーを集めてといて
くれないか?
他にどんなメンバーがいるか気になるし。
顔合わせを込みで色々と知っておきたいから
分かりました。主様がそうおっしゃるなら。
主様の側のメンバー、後ほど集合という形
でよろしいでしょうか。
頼めるか?
はい。ただし、メンバーは性格上
隠し事や触れられない心情もあります。
なので本人の口から喋るまでは
どうか。触れないようにお願いします。
そして、主様を見極めのために。
確認を取るために動くかも知れません。
主様を信頼出来るかはそのメンバーが選びます。一つだけ言えるとすれば
自分達の芯をもっています。
もしダメでも承知の上でお願いします。
分かった。
とりあえず外に出て、状況を調べて来るから
留守を頼めるか?
もし強大な存在と対面しても無理は
しないでください。
肝に銘じよう。
それではお気をつけていってらっしゃいませ。主様。
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